2023.08.26

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【旭川でこの夏スタート】クマが熱心に体をこする…習性を利用した調査とは

カメラの前に現れた、2頭のクマ。
子グマが木に体をこすりつけ始めました。スリスリ…ずいぶん熱心です。

旭川市が、ことしからNPOに委託して始めた「ヘアトラップ」。
地面に打ち付けた木に、鉄線を巻きつけます。

木に体をこすりつける、クマの習性を利用した調査です。
クマが体をこすると鉄線に毛がつき、その毛からDNAをとって、年代や性別などのクマの特徴を調べます。

ほかの場所で採取されたDNAとも比べて、同じものがあれば、行動が少しずつ見えてきます。

NPO法人もりねっと北海道の代表・山本牧さんは、「クマは年代・性別によって行動パターンが違うので、それがわかった上で、それに合わせた対策をする」と話します。

じぶんの住む地域に、どんなクマがいるのか。
知ることが、対策の第一歩になります。

「それぞれの地域が持っている環境を、クマ対策に合わせて考えるとどうなるのかは、地域地域でやっていかなきゃいけない」

そう話すのは、NPOの新メンバー・吉沢茉耶(よしざわ・まや)さん。

2018年

以前は、北海道のある小さな村で、家族と暮らしていました。
そこに現れた1頭のクマが、吉沢さんの生き方を動かします。

2018年

小さな村のストーリーと、旭川のこれからは、連載「クマさん、ここまでよ」で詳しくお伝えしています。

連載「クマさん、ここまでよ
暮らしを守る知恵のほか、かわいいクマグッズなど番外編も。連携するまとめサイト「クマここ」では、「クマに出会ったら?」「出会わないためには?」など、専門家監修の基本の知恵や、道内のクマのニュースなどをお伝えしています。

文:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は取材時(2023年7月)の情報に基づきます。

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北海道の女性たちの明日につながる“きっかけ”を届けるWEBマガジン『Sitakke』と連動して、道内各地で根付くパートナーメディアの編集者や様々なゲストを交え、北海道各地で親しまれ愛される、ローカルな人、モノ、場所をお届けします!

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