2023.08.15
暮らす夏休みシーズン、みなさんはどこに出かけますか?
マチの人に聞いてみると、花火やプール、水族館をあげる人たちもいれば、富山、九州へ旅行や帰省に向かう人まで様々。
この夏の旅行、キーワードはズバリ!
“国内・ロングステイ・高予算”。
新型コロナが5類に移行してはじめて迎える夏、レジャーや帰省の旅行にどんな変化があるのでしょうか。
連載「じぶんごとニュース」
8月3日、札幌市にある旅行会社、JTBトラベルゲート札幌では「取り切れないほどお電話がある」とうれしい悲鳴があがっていました。
「国内の旅行の方も、道外の方は沖縄と関西方面、関西のテーマパークが大変人気がある。道内は、函館、トマム、富良野と体験型であったり、景色を楽しむ旅行先が非常に人気」ということです。
円安や、新千歳の海外直行便がまだ少ないことから、旅行先は「国内」が人気です。
JTBが行ったアンケート調査では、夏休みシーズンに国内旅行をする人の数は7250万人で、コロナ以前の2019年とほぼ同じ水準まで回復する見込みです。
また今年の旅行は「長期間」で「予算は高め」。
コロナ禍前に戻りつつあると言います。
JTBトラベルゲート札幌の伊藤公(ただし)さんは、「この3年ほど、旅行に行きたくても行けない時期が続いて来たので、今年はその分、一気に旅行に時間とお金を使っている傾向があります」と話していました。
国内旅行の交通手段としては、およそ半数の人が「自家用車」を使うと答えています。
いわゆる「密を避ける」現状が継続しているとみられています。
では、車で出かける時は、どんなことに注意すればいいのか?注意点をチェックします!
まずは、ドライブには欠かせない「飲み物」!
ドライブに適していない飲み物は「麦茶」「緑茶」「スポーツドリンク」の3種類の中で、どれでしょうか?
答えは…
「緑茶」です!
札幌医科大学の當瀬規嗣教授によりますと、緑茶などのカフェインを含む飲み物は、水分を尿として外に出す働きが強いので、水分補給には適さないといいます。
しかもトイレに行きたくなるのでドライブには不向きだということです。
お茶といっても、麦茶にはカフェインは含まれていません。
飲んだ水分を体が吸収するまでに、30分から1時間かかるので、のどが乾く前のこまめな水分で熱中症を防ぎましょう。
続いては、夏ならではの問題です。
車の中でクーラーをつければ熱中症にならない。
これってウソ?本当?どっち?
答えは…
「ウソ」です!
というのも、熱中症は、水分不足と疲労が原因。
クーラーで車の中の温度は下げられますが、空気が乾燥するため水分不足になりがちで、クーラーだけでは、熱中症は防げません。
ちなみに車の中にいても、窓からの紫外線を浴びて、体は疲労するそうです。
車の中でも、「外にいるんだ」という気持ちで、休憩と水分をとることが大事だということです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年8月3日)の情報に基づきます。
■「唯一の回転ずし」復活への思い…おいしさの秘訣は?北海道の旬をお届け【深川】
■「母の寝坊」がつないだ命。お好み焼きをふるまうのは、語り継ぎたい記憶があるから
■その鍵、本当に大丈夫?被害6割増も…自転車盗難・キホンの対策2選【警察に聞いた】
連載「じぶんごとニュース」