2023.08.12
SitakkeTV札幌のアトリエ、ORITO(オリト)。
品田美里(しなだ・みさと)さんが和紙を折る音が、心地よく響きます。
「和紙自体が伝統工芸品で、和紙を折ることは日本の文化に触れること。日本にこんないいものがあるんだ、素晴らしいものがあるんだと、気軽な体験ができる」
HBC「今日ドキッ!」の、カメラマン発の企画。
指先から届く音に耳をすませながら、こだわりの映像をお楽しみください。
「目よりも、指の触覚を使っている感じがします」
「折って組み合わせていって、どういう形になるかなって自分でもワクワクしながら作る。できあがるそのときまで、わからないんですよ」
「うん、いいと思います」
できあがったのは、ランプシェード。
品田さんは、「ずっと見ていたいと思えるものだけを作っていたい」と話します。
「和紙職人さんがどんどん廃業していく中で、それをどうにかしたい。和紙を守りたい、そのために自分の‟折り”を提供したい」
紙を折ることに惹かれたきっかけとは。
そして、伝統をつなぐために始めた活動とは。
くわしくは、次の記事でご紹介しています。
⇒【「日本にこんないいものがあるんだ」手に触れる感覚、音…”癒やし”をくれる身近な伝統】
撮影:谷内翔哉
音声:高野篤丸
※掲載の内容は取材時(2023年7月)の情報に基づきます。
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