コロナが5類になり、お子さんが通う学校行事も通常に戻ってきました。一方で、仕事がテレワーク中心になり、外出着に袖を通すことが遠のいてしまった方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、「参観日に何を着よう?」といつも迷ってしまうママたちのために、札幌市東区にてパーソナルカラー診断・顔タイプ診断®・骨格診断の手法を使いイメージコンサルタントをしている筆者が、参観日にピッタリな“カジュアル×きれい”コーディネートを3つご紹介します。
誰もが持っているといっても過言ではない、それは白と黒の2色です。ただし、ベーシックな色になるほど、ファッションは野暮ったくなりがちです。
ママだって少しはおしゃれに見られたいのが女心。ベーシックな色の場合、デザインにこだわってみましょう。今年はフリルやシースルーの素材など、数年ぶりにレディライクな装飾が増えてきています。色がベーシックでデザインが凝った服は、ビジネスでも使い勝手がよく、大人の女性におすすめのアイテムです。
参観日のあとはよく子どもと公園に行く、そんなママにおすすめなのがこちらのコーディネート。夏のTシャツは、多少の汚れなら気にならない気軽に着用できるアイテムです。でも、小学生の男子とペアルックできるようなTシャツだと、大人の着こなしとしては物足りないですよね。そこで、胸元にパールがあしらわれたり、袖がパフスリーブになっていたりなど、レディなデザインのTシャツを選んでみましょう。アクセサリーを併せて付けるのもおすすめです。今時の参観日はとてもカジュアルです。デニムを着用しているママもかなり見受けられますが、場をわきまえてきれいめのデニムを選びましょうね。
職場から直接学校に駆けつけるママが使いやすいのは、セットアップです。オフィスカジュアルに使えて、着るだけできれいめになり、羽織を変えるだけでONにもOFFにも対応できます。上下もバラバラに使えて、ちょっとしたお出かけにも大活躍です。
また、羽織は骨格によってスタイルアップの仕方が違います。骨格ウェーブなら“羽織の長さは短く”、骨格ストレートなら“腰骨にかかる長さ”、骨格ナチュラルなら“お尻がすっぽり隠れる長さ”を取り入れてくださいね。
小学生の頃、筆者の母は着物で参観日に来ていましたが、現在はそんなに気合いを入れてくる保護者はいなくなりました。職場でもクールビズが導入されたり、スーツの着用義務がなくなったり、時代と共にファッションもかなり変化をしています。“カジュアルだけど少し気を使っている”くらい力の抜けた装いが、令和時代の参観日にちょうどよいかもしれません。
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文:山本よしみ(aft色彩認定講師/着こなし美人ナビゲーター)
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【ライター:山本よしみ PROFILE】
札幌で小4男子を育てるシンママ。高2の秋「ダサいから友達やめたい」と友人に言われ外見の大切さを痛感。離婚をきっかけに、専業主婦からパーソナルカラーリストへ転身。現在はaft色彩講師、カラーリスト認定講師、顔タイプや骨格アドバイザーとして活動中。「心理学+ファッション」を取り入れたメルマガが大好評。
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