「この夏は子どもに特別な体験や学びの機会をあげたい!」と夏休みの計画を立てはじめているママ、ぜひその候補に『星野リゾート トマム』を加えてみませんか?
テレビや雑誌で一度は見たことがある憧れスポット『雲海テラス』。ダイナミックな雲海を間近で鑑賞すれば、家族の一生の思い出になりますよ。しかもこの『雲海テラス』、ちょっとしたアイデアを盛り込むことで、遊びも学びもかなえることができるんです。
今回は、札幌在住ライターで旅好きママでもある筆者が、『雲海テラス』を楽しむポイントをお教えします!
北海道のほぼ真ん中に位置する『星野リゾート トマム』。広大な敷地にそびえ立つタワー型ホテルはどこを歩いてもおしゃれで、ファームエリアにはのびとびと過ごす牛や羊たち、趣向を凝らしたグルメに体験アクティビティと、飽きることなく過ごせる道内随一の滞在型リゾートです。
この『星野リゾート トマム』が誇る施設のなかでも広く知られているのが『雲海テラス』。気象条件がそろったときにだけ雲海を間近で鑑賞できる展望施設で、実は家族の夏旅に最適なスポットなのです。
『雲海テラス』があるのは、トマム山の標高1,088メートルの場所。ホテルの麓にある乗り場から『雲海ゴンドラ』で約13分揺られると、展望デッキに到着です。往路のゴンドラは雲海が発生しやすい早朝5~8時の運行となりますので、ぜひ家族で声を掛け合って早起きしましょう!
眠い目をこすりながら『雲海テラス』へ行くからにはもちろん、最大の目的である“親子で雲海を鑑賞する”こと。でも「せっかく行くなら、子どもになにか学びを得てほしい」「もし雲海が見られなくても、特別な時間を過ごさせてあげたい」と感じるママも多いのではないでしょうか。
そこで筆者からご提案したいのが、親子で『雲海テラス』を120%楽しむための3つのポイント。
『雲海テラス』における雲海の発生率は、およそ40%。運よく雲海に出会えた場合は、ダイナミックな景色を眺めながら、ぜひお子さんと「なぜ雲海ができるのかな?」と思考を巡らせてみてください。
実はトマムで見られる雲海には、“太平洋産雲海”、“トマム産雲海”、“悪天候型雲海”の3種類あります。それぞれ発生条件や雲の表情が異なるので、「今日はどのタイプだろう?」と観察してみましょう。より詳しくメカニズムを知りたいときは、毎日開催される『雲海ガイド』(無料・当日の天候状況により毎日2~3回実施)に参加を。学校で習う天気や気候の知識をぐっと広げることができますよ。
もし雲海が発生しない場合も、その日によって『雲海テラス』から見られる景色の表情はさまざま。空中散歩気分を味わえる『Cloud Walk(クラウドウォーク)』など6つの展望スポットを巡りながら、早朝の澄んだ空気や刻一刻と変わる空の色を親子で体感しましょう。
「子どものかわいい写真を撮りたい」「旅先の映えスイーツをSNSに載せたい」と、旅先だからこそ高まるママのカメラ熱。そんなニーズにばっちり応えてくれるのが、メインデッキにある屋内カフェ『雲Cafe』です。
雲を連想させるスイーツやドリンクがどれも最高にかわいくて、親子でもう夢中!
特におすすめしたいのは、2023年シーズン限定の新スイーツ『雲パフェ』1,800円(税込)。澄んだ青空のようなジュレは柑橘系のさっぱりした味わいで、雲をイメージした生クリームやクリームチーズが現れ、食感も見た目も楽しい逸品です。グラスのふちに雲のかたちをしたソフトクリームがのっているのがまたインパクト抜群! お子さんが目にした瞬間の笑顔もシャッターチャンスですよ。
雲海が発生してもしなくても楽しめるアイデアとしておすすめしたいのが、植物観察。「『雲海テラス』へ出かけて植物?」と思うかもしれませんが、標高1,088メートルの高さにある『雲海テラス』周辺には、普段は見かけないような植物がたくさん! ネマガリダケにヨモギ、フキなどの山菜もあちこちに生えていて、「これ、食べられるんだよ」と教えてあげれば、お子さんも興味津々になるはず。
気になる植物があれば、画像識別アプリで撮影して名前や特徴を調べてみましょう。お出かけサイズの図鑑を持って行くのもいいですね。現在NHKで放映中の連続テレビ小説が植物学者のお話ということもあって、ドラマにハマっているママは主人公気分で植物探しを楽しめるかも。
ここまでいろんな角度から『雲海テラス』の楽しみ方をご提案してきましたが、「そもそもうちの子、学校へ行く日も寝坊が多くて……」と早起きがネックになっているママも少なくないのでは?
実は我が家の娘も早起きが苦手なのですが、なんとこの旅行の日は自分でアラームをセットしてベッドに入り、鳴った瞬間に「おはよう!『雲海テラス』行こう!」と着替えはじめるほどの気合いの入りよう。やはり子どもにとって自ら興味あるもの、ワクワクするものは、なににも勝るのだなぁと実感しました。
朝にだけ見られる特別な景色、朝ごはん前に食べるちょっと贅沢なスイーツなど、親子でいっしょに共有した“非日常体験”は、きっと忘れられない夏の思い出としてお子さんの心にも残るに違いありません。
※掲載の内容は取材時点(2023年7月)の情報に基づきます。内容の変更が発生する場合がありますので、最新の情報は各店舗・各施設にお問い合わせください。
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文:haruka
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【ライター:haruka PROFILE】
旭川出身・札幌在住のWEBライター。旅行会社に就職するほど、旅やお出かけが大好き!コロナ禍をきっかけに、「自分も周りも大切にできる旅とは?」と少し意識の変化も。小さい子どもと快適に旅するアイデアも日々考案中。
【画像】星野リゾート トマム
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