2023.07.01
SitakkeTV札幌・手稲区の中華料理店。
地元で愛される味を生み出した初代店主は、6年前、HBCのカメラの前で「夫婦で商売するのが夢だった。(妻を)愛していますよ」と話していました。
でも、微笑みあう夫婦の姿は、もう見られません。
家族の絆で続けてきた店。
HBC「今日ドキッ!」のコーナー「ファミリーストーリー」からのご紹介です。
創業24年・中華屋台「加匠」。
長年の看板メニューは、ボリュームたっぷり!炒飯です。
味の決め手は、創業から継ぎ足しのタレで煮込んだ、香ばしく、肉肉しいチャーシュー。
店主の山田匠馬(しょうま)さんは、「スプーンで掬ったときにチャーシューが入っていないと、僕の中ではチャーハンじゃない。どこを掬ってもチャーシューが入っているように心がけている」と話します。
現在は、母・二三江(ふみえ)さんと2人で店を切り盛りしています。
ですが、もともとは両親が開いた店でした。
2017年、HBC「今日ドキッ!」で取材したときの映像です。
このときの店主は、匠馬さんの父・和義さんでした。
カメラの前で、はっきりと「夫婦で商売するのが夢でしたから。(妻を)愛してますよ」と話した和義さん。
一三江さんも、「私がひとめぼれしたんです」と、笑顔でなれそめを教えてくれました。
夫婦仲良く築き上げてきた「加匠」。しかし、2017年…
急性心不全。突然のお別れでした。
当時、中華料理人としてホテルで修業していた匠馬さん。父の異変には気付かず、仕事に出かけていました。
「いつも通り布団をかけて寝ていると思っていた。そこで声をかけていたら、生きていたのかもしれない…」
匠馬さんは、店を継ぐことを決意します。
でも、父のレシピを教わったことはありません。
常連からは「味が違う」と厳しい声。
そこからどう店を続けてきたのか。
父の味と、自分の味をかけ合わせて生まれたメニューとは。
くわしくは、「今日ドキッ!」の記事でご紹介しています。
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年6月1日)の情報に基づきます。
■HBC「今日ドキッ!」のあたたかい家族の姿を描くコーナー「ファミリーストーリー 家族のキズナ」
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