2023.05.19
ゆるむ大きな鮭をくわえたクマ。「木彫り熊」のように見えますが、「木」ではないんです。
背中にはえた白い紐…「キャンドル」です。
クマの出没や被害のニュースも相次ぐ昨今ですが、きょうの連載「クマさん、ここまでよ」は番外編。
北海道らしい、お土産にもぴったりの「木彫り熊キャンドル」をご紹介します。
開発したのは、なんと「とみおかクリーニング」。
なぜクリーニング店が、「木彫り熊キャンドル」を?
開発の想いを聞きました。
連載「クマさん、ここまでよ」番外編
「木彫り熊キャンドル」は、札幌在住の木彫り師・堀井清美さんに依頼して作った、木彫り型を使っています。
そのため、クマの毛並みも、鮭の鱗も、繊細に作り込まれています。
白の「親」の木彫り熊キャンドルは、7年前に発売していましたが、この5月、リニューアル再販として、茶色のクマと、子グマが登場。
白と茶、それぞれの親子をそろえることができます。
このキャンドルを作ったのは、「とみおかクリーニング」。
札幌駅の「アピア」にも店舗があり、ミルク缶に入った洗濯洗剤など、おしゃれでかわいい商品で人気です。
なぜ「とみおかクリーニング」が、「木彫り熊キャンドル」を作ったのか?
実は、「とみおかクリーニング」は、道東の中標津町が発祥の地。
1950年に生まれた、70年の歴史を持つ、北海道の企業なんです。
北海道の企業として、北海道らしいものを。
そしてなにより、担当者が大の「木彫り熊」好き…というのが、開発のきっかけだったそう。
「木彫り熊」への愛着もあるからこそ、木彫り師に依頼して作り込んだ、こだわりの一品なんです。
5月、海外からの観光客の回復も見込まれるこのタイミングで、「北海道らしいお土産」の新定番を目指して、リニューアル再販されました。
ホームページで見られる紹介ムービーでは、「とみおかクリーニング」ならでは、洗濯板をクマたちが登ったり、転げ落ちたり…
クマたちの世界には「とみおかクリーニング」の洗濯洗剤のミルク缶も隠れています。
「木彫り熊キャンドル」は、「とみおかクリーニング」の道内の実店舗のほか、オンラインで販売。
Sitakke連携メディアの「スロウ日和」の帯広の実店舗「SLOW living」でも販売予定です。
1頭2640円で、親のクマは10センチほど、子グマは6.5センチほど。
(ホームページに「個体差がございます」と書いてあるのが、クマらしくて、またかわいい…)
5月31日までは、同じ色の親子をセットで買うと10%割引になる「熊割」を開催しています。
使うのがもったいないほどのかわいさ…親子サイズや色違いでそろえて、飾って楽しめそうです。
連載「クマさん、ここまでよ」
暮らしを守る知恵のほか、かわいいクマグッズなど番外編も。連携するまとめサイト「クマここ」では、「クマに出会ったら?」「出会わないためには?」など、専門家監修の基本の知恵や、道内のクマのニュースなどをお伝えしています。
文:Sitakke編集部IKU
画像提供:とみおかクリーニング