2023.04.28
出かける砂川の市街地から、車でおよそ10分。
コスメブランド・SHIROが、創業の地・砂川に新しい工場を4月28日(金)にオープン!
カフェやショップを併設した新しいコンセプトの工場です。
今回は、HBCテレビ「今日ドキッ!」班+Sitakke編集部がプレス内覧会で訪れたようすをレポートします。
SHIROは、「自分たちが毎日使いたいものをつくる」をコンセプトにしたブランド。硬くて使われることが少ない昆布の根本を使った美容液など、本来なら捨てられてしまう素材を活かした商品開発などで注目されています。
世界に29店舗を展開する、SHIRO。今回、砂川の小学校跡地に「みんなの工場」オープンさせました。
開放感のあるショップスペースには、素材にこだわった商品がずらっと並んでいます。
天井を見てみると、白いネットが張り巡らされたキッズスペースが!子どもたちが自由に遊ぶことができます。
さらに、横を見てみると、様々な機械が置かれた研究室が…。
新しい工場のこだわりは、製造ラインをガラス張りで公開したこと。企業秘密までも”丸見え”にしたのには、わけがあるそう。
SHIRO今井浩恵会長にお話をききました。
「(工場は)企業色が強かったり、閉鎖されていたり、“入れない場所”だったけれど、そこまでも”みんな”にする。やっぱりモノをつくる風景、それがSHIROが唯一無二に伝えられることだと思っているので、ものを作っている風景というのをみてもらいたいんです」
「ブレンダーラボ」では、SHIROで販売されている香りを、好みにブレンドして、自分だけのフレグランスミストを作ることができます。15分ほどで、オリジナルの香りが完成。
ミストは持ち帰ることができ、配合が書かれたボトルをブレンダーラボに持ち込めば、お気に入りの香りをリピートすることもできます!
お腹がすいたら一休み!雄大な山々を望めるカフェでは、SHIROの化粧水にも使われている、栗山町の酒蔵から出た酒かすチップを使ったスパゲッティなど、ここでしか食べられないメニューが並んでいます。
自然を活かした商品づくりを心掛けているSHIRO。こだわりは外装にも。建物の中、外も含めて、いたるところに北海道の木材が使われているんです。
この壁は、森の維持のために伐採した、間伐材を使い、地元に住む子どもたちと一緒に作り上げたもの。今井会長は、この「みんなの工場」を、街の人と一緒に、進化し続ける場所にしたいと想いを込めます。
「まだなにもコトは起きていないので、まずは“箱“を作っただけ。砂川にたくさんの人が訪れて、住んで、もっと盛り上がっていくというのが一番いい状態なので、いったん屋根だけついたという(笑)やっとここからですね!」
SHIROの「みんなの工場」は4月28日オープン。100台以上停められる駐車場もあるので、GWのお出かけにもいかがでしょうか。
***
取材・文:HBC「今日ドキッ!」班
Edit:ナベ子(Sitakke編集部)