帯広リゾートホテル(音更町東和西3線71、宮森一樹社長)の敷地内に24日、グランピング施設がグランドオープンする。宮森社長(38)は「豊かな自然を感じながらグランピングを楽しんでもらいたい」と話す。同社では、早ければ7月にも、同社として管内2カ所目となるグランピング施設を鹿追町内に開設予定。
施設は、ホテル敷地の西側の空き地(約1200平方メートル)に建設。総工費は約8000万円。運営を手掛ける「そととまり」(東京)の山本拓司社長(43)は「大自然の中でバーベキューやサウナを楽しんでほしい」と話している。
同社によると、3月27日に宿泊予約サイトを開設し、サウナなど一部施設が利用できない状態で宿泊客を試験的に受け入れていたが、施設の一部が破損するなどしたため、グランドオープンの日程を仕切り直した。
1区画には、シングルベッド4台を配置した床面積約30平方メートルのドームテント1張りと、大人4人で入れてロウリュも楽しめるたるのサウナ室、シャワー・トイレ・洗面台を設置したシャワー室、屋根付きのバーベキュースペースもある。4区画を整備。5月にはWi-Fi(ワイファイ)も利用可能となる。浴室はないが、隣接する同ホテルの大浴場を利用(入浴料500円)できる。
利用料金は素泊まり1人2万2000円~、夕食バーベキュー付きプラン2万7000円~(いずれも金・土・日曜、ゴールデンウイーク期間中は割増料金)。宿泊予約専用サイト「そととまり 帯広音更」でのみ受け付ける。問い合わせは同ホテル(0155・42・2220)へ。