2023.04.27
深める地震や火事などの災害を体験しながら学べる、札幌市白石区にある「市民防災センター」。
開館20周年を機に、リニューアルしました。
連載「じぶんごとニュース」
入り口ではしご車が出迎える札幌市民防災センター。リニューアルのポイントは?
千葉正志センター長は、「よりリアルに災害を再現して、体験してもらう、『じぶんごと』として、災害に対応しなくてはいけない」と話します。
例えば、20日に秋元市長も挑戦した、プロジェクションマッピングを使った消火体験。
火事を、センサーがついた消火器で消しますが…残念ながら消火失敗ということに…。
これが、意外と難しいようです!
千葉センター長は、「どうしても火災が発生したときに炎に消火器をかけてしまいがちだが、燃焼実体にかけないと消火できないということを体験してもらいたい」と説明します。
火事の煙の中を避難する体験コーナーは、以前、無害の煙を出していましたが、この煙を、やめました。
姿勢の低さや、迷わないようにしっかり壁をつたって歩いているかをセンサーやカメラで感知。
体験のあとに、すぐ採点してその場で振り返ることで、正しい避難を身に着けてもらえるようにしました。
また、新たに学習コーナーも作られ、火事や地震、風水害などで注意するポイントが大きな地図で学べます。
これらの体験は誰でも、すべて無料。
休日も開館しているため、ゴールデンウイークに家族で防災を考えてみるのもいいかもしれません。
※第1・第3月曜は休館です。
文:HBC報道部
編集: Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年4月20日)の情報に基づきます。
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