連載「#ソロ飲みのススメ」では、アルコール全般をこよなく愛するライター・オサナイミカが、北海道で暮らす女性(もちろん男性も)たちの、”ソロ飲みデビュー”を応援すべく、ソロ飲みにぴったりなお店をご紹介していきます。
昼飲み居酒屋として日本酒好きの札幌市民にも人気の、野獣台所~ビーストキッチン~の2号店として、昨年の12月にグランドオープンした【路地裏酒場おかえり】
場所はビーストキッチンの真向かいのビルの2階。ちなみに看板にもたれてポーズをとっているのは、おかえりの店長・ひろきさん。
ビーストキッチンでも腕を振るっていたので、常連のお客様にはお馴染みかな?
階段を上がって奥に進んだ左手に、お店があります
店内は定食屋のようなスタイルのカウンター席。(真ん中がスタッフさんの導線になっているスタイル)
プラス、4人掛けのテーブル席が3つ。ビーストキッチンに比べると、かなり余裕のある空間です。
コロナ禍で何かと大変だった時に2号店をやることを決めたオーナーの佐藤麗奈さん曰く、ビーストキッチンは以前のオーナーから譲り受けたお店だったので、0からお店をつくってみたかったとのことで、内装デザインなども自ら考え、壁塗りやカウンターの板張りなどは自分たちで行ったそう。
路地裏酒場おかえりのウリの一つは、串揚げ!
ひろきさんは以前、お父様と一緒に当別で串揚げを出す飲食店をされていたそうで、串揚げの技術は本場大阪仕込みなんだとか!
揚げる際に使用している油はラード100%で、カラッと揚がっていて全然油っこくなく、さらにほんのり味が付いているので、ソースに付けることなくこのままパクリと味わえるのが嬉しい。
そして何より、素材が良い!!
ビーストキッチンさんは以前より生産者さんとの繋がりが深く、いい素材を直接仕入れているのですが、こちらのしいたけは、『むかわ北上さんの生しいたけ』と、メニューに記載がありました。
肉厚で旨味がしっかりあり、満足度の高い1串!
こちらは、新得町えぞ鹿山わさび
おろしたての山わさびが、つ~んと鼻を衝いて食欲が沸き、アルコールが恋しくなる1本。
そして、全く臭みなく柔らかいえぞ鹿肉に感動!
山わさびに触発されて、日本酒が飲みたくなってきました(笑)
店内にある冷蔵庫からご自身でセレクトすることも可能ですし、決められない場合はスタッフさんに選んでもらうことも可能です。
せっかくなので、色々飲み比べてみたい!という方には、当日おひとりさまからOKの飲み放題プランもあります!
日本酒だけでも20種類以上用意しているそうです。
飲みに徹したいオサナイのような飲ん兵衛は、2軒目じゃなくても2次会コースが気になる(笑)
こちらは、とある日のおつまみプレート。内容はその日によって変わるそうですが、アルコールが進むツマミなことは間違いありません!
ちなみにお食事メニューのラインナップはこんな感じで、串揚げ以外にも魚料理や焼き物など一通りのものは揃っています。
写真はオススメ豆皿料理、明太とびっこポテトサラダ。
じつはこちら、知る人ぞ知る今金町のじゃがいもを使用しておりまして、じゃがいもを食べ慣れている道産子のオサナイも『旨い!』と思うポテサラでした。
##昼営業もスタートし、定食処としても使えるメニューが登場
実はつい先日から、ランチ営業もスタート!
具だくさんの豚汁がメインのこちらのセット、のん兵衛の心を分かっていらっしゃると言わんばかりの内容(飲んだ次の日は、豚汁がより美味しいのです)
豚汁セットは無くなり次第終了ですが、昼飲みしたい方はそのまま夜の営業までいてもOKとのこと。
また夜も要望があれば、しっかり系の食事も出してくれるそうなのでお腹が空いているときも安心です。
そうそう!〆のデザートにぜひともお勧めしたいのがこちらの串揚げ!何かわかりますか?
なんと、カヌレの串揚げなのです!
ビーストキッチンさんで、毎週金曜日に数量限定で焼きたてカヌレを販売しているのですが、少し形が崩れたものなどを有効活用して提供しているというカヌレの串揚げ。
揚げることによって、いつものカヌレとはまた違う食感が楽しめ、なによりラム酒の味わいが際立つのです!
これ、おかえりさんの名物になりそうな予感ですっ
〇おひとりさまで利用しやすいカウンター席がメインの店
〇串揚げや豆皿料理など、おひとりさまにちょうど良いメニューが多い
〇お得な飲み放題プランが当日おひとりさまでもオーダー可能
〇年齢層が幅広く、男女の比率も同じくらいでどなたでも入りやすい
【路地裏酒場 おかえり】
札幌市中央区南2条西1丁目6-1第3広和ビル2階
電話番号 050-1197-3172
営業時間 ランチ11:30~無くなり次第終了/ディナー17:00~24:00くらいまで
定休日 月曜、チャージ 350円、禁煙
連載「#ソロ飲みのススメ」
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文・写真:オサナイミカ(一部、先方提供)
Edit:Sitakke編集部・nabe
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【ライター:オサナイミカ PROFILE】
札幌生まれ・札幌育ちの、アルコールをこよなく愛するアラフィフ、小学生の息子の母。 (株)リクルートが発行する情報誌生活情報サンロクマル(現Hot Pepper)の営業を経て、 2007年よりWEB情報サイトSapporo100milesの編集長として15年間、札幌や北海道の食と観光の情報を 【オサナイミカのつぶやき】を綴り続け、2022年11月からはSAPPORO YARDにて、【オサナイミカが行く!】をスタートしている。
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