2023.03.19
食べる札幌の眠らないサンドイッチ専門店が、街の中心に意外な形で登場しました。
てりやきたまごに、野菜やフルーツ。
具だくさんで色鮮やかな、これらのサンドイッチを買えるのは…
3月1日にJR札幌駅に登場した、サンドイッチの自動販売機。
手がけるのは、手作りサンドイッチ専門店 「サンドリア」です。
中央区にある1978年創業の本店は、サンドイッチの店としてはめずらしい24時間営業。
おととしには、北区屯田に2店舗目がオープンするなど、長年愛されるお店です。
自販機での販売構想は、およそ1年前から練り、アクセスがよく、多くの人に楽しんでもらえる、JR札幌駅に出店を決めました。
驚くべきはそのクオリティ。
津田哲平社長は、「本店と屯田と同じ味・同じ値段・同じ量ですね」と話します。
札幌駅に自販機が設置されるという情報は、以前からSNSで広まり、けさは6時から、お客さんがつめかけ、一時30人を超える行列ができました。
1日の販売数として用意した600個以上のサンドイッチは、午前で完売。
商品を追加することになりました。
買いに来た人は、
「すすきののお店から好きで、屯田にもできたので屯田行ってて。すごい嬉しいです」
「車に乗らないで、こういう風に電車使って来れるからいい」
「気軽に買えて安くておいしいですから。今までなんでつくらなかったのかなとも思う」
と話していました。
旭川から来ていた人もいて、「名前しか知らなくて、食べたことはなかった。旭川にもあったらいいですよね」と話していました。
本店は24時間営業ですが、この自販機は、駅があいている午前6時から午前0時まで利用できます。
津田哲平社長は、「みなさんに飽きられないように、色々楽しいことやわくわくすることを今後とも考えて、長くみなさんに愛されるサンドイッチを作って行ければ」と話していました。
朝早くても、夜遅くても、店と同じように愛される自動販売機になりそうです。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年3月1日)の情報に基づきます。
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