長い冬が終わり、ようやく暖かくなってきた北海道。春の定番アイテムといえば“デニムジャケット”。「着てみたいけれど、子どもっぽくならないか不安……」ということはありませんか? 今日は札幌在住・ファッションスタイリストの筆者が、デニムジャケットを大人見せするコーデのポイントについてご紹介します。
デニムジャケットが子どもっぽく見える理由は、デニム=カジュアルアイテムだから。大人見せする基本は、“女性らしいアイテム”を合わせることです。ワンピースを合わせることで女性らしさと、軽やかさを両立できます。またコーディネートのポイントとして、足元はスニーカーよりパンプスやサンダルを合わせることで、さらに大人見えに。
普段ボトムにデニムを履くことが少ない、もしくは苦手な女性にぜひお試しいただきたいコーディネート。ジャケットとして羽織るだけでラフさを演出できるので、きれいめのスカートを合わせても抜け感のある雰囲気になります。Tシャツは無地を合わせると、より“大人っぽい印象”に、プリントTやロゴTを合わせると、より“カジュアルな印象”になります。
シャツとタイトスカートのコーデはオフィス感が強く“しっかりした女性”という印象になりますが、デニムジャケットを合わせることで優しい印象に。ジャケットの中に長袖の服を合わせる場合、ジャケットの袖から中の長袖の袖を見せることで、垢抜けて見えます。また、デニムジャケットの“青”と、ストライプシャツの柄にある“青”で色がリンクするので、統一感のあるコーデに。パールのネックレスを合わせると、さらに大人女子な印象になりますよ。
合わせるアイテムで大人女子も楽しめるデニムジャケット。トレンドのシースルートップスとも好相性です。ぜひお試しいただけると嬉しいです。
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文:丸山ゆうこ(パーソナルスタイリスト)
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【ライター:丸山ゆうこ PROFILE】
仙台出身・2男3女のファッションスタイリスト。元ウェディングプランナー。双子の出産を機にファッション迷子になり「もっと効率よく似合うものを知りたい女性が沢山いるはず……」という思いからファッションの道へ。のべ1,000人以上の女性へ似合うファッションの診断・提案をしている。
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