2023.03.04

暮らす

「小さなうっかりが大きな火災に」暖房器具の注意点3選

暖房器具による建物火災が多くなる、冬。

小さな「うっかり」が、大きな火災につながっているようです。

連載「じぶんごとニュース」

2月21日の夜に起きた、札幌市東区のアパート火災。
火はまもなく消し止められ、けが人はいませんでしたが、火元の部屋の男性は、「スプレー缶をストーブの上にのせていた」「ストーブの前のごみ袋が燃えた」などと話しているということです。

ちょっとした不注意が火災につながるケースは、少なくありません。

製品の安全性などを調査する「NITE」=製品評価技術基盤機構は、暖房器具への不注意や間違った使い方が、火災原因の上位を占めているとして、22日、実験動画を公開しました。

①灯油とガソリンを区別

灯油ストーブにガソリンを給油すると、爆発的に燃え上がります。

灯油は灯油用ポリタンク、ガソリンは専用の携行缶に入れ、別々に保管する必要があります。

②キャップはしっかり締める

また、タンクのキャップの締め忘れが大惨事に。

目視と手ごたえで、キャップを確認してください。

③目を離した隙に…

さらに、注意が必要なのは「可燃物の接触」です。

寝返りをしたときに、ふとんが電気ストーブに…

まもなく煙が出て、出火。

洗濯物がストーブに触れ、火事になることも少なくありません。

暖房器具のそばを離れない、近くに可燃物を置かないなど、心がけることが大事です。

NITEは、「うっかり」や不注意による火災を防ぐため、外出時や寝る前に火元を再確認するよう呼びかけています。

連載「じぶんごとニュース」

文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2023年2月22日)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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