2023.02.16
ゆるむ寒さでふわっふわに膨らむ、シマエナガ。
一目見てみたいという方に、おすすめのスポットがあります。
千歳の「The Bird Watching Cafe(ザ・バードウォッチング・カフェ)」。
このガラスの向こうに、野鳥が訪れます。
野鳥写真家・嶋田忠さんの娘夫婦が経営していて、店内のギャラリーで嶋田さんの写真を無料で見ることもできます。
ふつうは野鳥に会いたいと思えば、しっかり防寒をして外を長時間歩くイメージですが、ここでは、あたたかい店内で座りながら、お目当ての鳥が訪れるのを待つことができるのです。
まあるい形がかわいい、シマエナガのソフトクリームは、たっぷりサイズで、しっぽのビスコッティと相性抜群。
デザートセットも人気で、こちらのミニソフトにはメレンゲのシマエナガがとまっています。
カフェラテにもシマエナガが!
ハンバーガーやホットサンドなどの食事メニューもあります。
本格的に写真を撮りたい方におすすめなのは、奥にある予約制の撮影スペース。
道外からもシマエナガファンが駆けつけます。
こちらはガラスなしで、野鳥たちの姿を覗くことができるため、撮影に最適なのです。
撮影スペースを利用する場合は、しっかり防寒していくことがおすすめ。
注文した飲み物は紙カップに入れてくれるので、席に持ち込んで飲みながら、野鳥を待ちます。
このスペースには「シマエナガボタン」があって、押すと店内でチャイムが鳴ります。
シマエナガをいち早く見つけたカメラマンが、店内のお客さん全員にチャンスを伝える、優しいシステムです。
Sitakke編集部も、撮影スペースを一席予約して、シマエナガを待つことに。
お隣は、大阪から来たという人。「ここは鳥との距離が近くて、シャッターチャンスをものにできることが多い」と話していました。
さて、シマエナガは来てくれるでしょうか?
しばらく待っていると、鳴き声が…!
シマエナガです!
大阪からのお客さんは、見事、カメラ目線をゲット!
ただ、私たちの目標は、動画を撮ること。
すばしっこいシマエナガは、4倍のスローでカメラをまわしても、3秒ほどで枝から飛び立ってしまいます…
粘ること3時間…席の予約時間が終わりに近づいてきた頃、奇跡の瞬間が!
なんと、1分間もかわいい仕草の撮影に成功!
えさ台にしばらくとどまることはあるのですが、枝などにとまって首をかしげたりする仕草を、じっくり見られることは、なかなかありません。
その動画を、YOUTUBE 「北海道かわいい動物チャンネル」で公開しました。
4Kで、4倍のスローの映像ですので、いやされたいときに、ぜひご覧ください。
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The Bird Watching Cafe(ザ・バードウォッチング・カフェ)
・千歳市 蘭越 90-26
・撮影スペースの予約はホームページから
撮影:「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局ami_papa
編集:Sitakke編集部IKU