着々と作られる大雪像!
大規模開催は、3年ぶりとなる「さっぽろ雪まつり」。
2月4日(土)~11日(土)まで、「大通」と「すすきの」の会場で、160もの雪や氷の像が並ぶ予定です。
そして!こちらも注目!
札幌の住宅街で開催される、“ひとり雪まつり”!
1月27日、制作中の様子を見に行くと…こちら、何の雪像か、わかりますか?
熊谷宏之さん・78歳。
なんと、自宅の前に雪像を作り続けて24年という、すごい人なんです。
「孫がすごい喜ぶんですよ」と話す、熊谷さん。
12月には、高さ3メートル以上のクリスマスツリー。
1月には、キャラクター。
2月になると、サクラの木。
雪像を毎年欠かさず作ってきました。
ことしの“ひとり雪まつり”のテーマは、2歳になる孫が大好きという「アンパンマン」です。
雪像づくりは、綿密な設計図を作るところから始まります。
「すごい大事。これがないと、ちょっとできないですね」
「3週間かける」という雪像づくりに一番大事なのが、雪をしっかりと固める作業。
「雪づくりが3分の1。自衛隊がどんな風に雪の塊を作るのか聞きました」
人形を首からぶら下げているのは、立体感をしっかり見比べるためです。
メジャーを使って、設計図通りのバランスになっているかも入念にチェックします。
毎日朝から夕方まで向き合って完成させる、手づくり感たっぷりのかわいい雪像。
しかし、3日間ほどしか見ることができないと言います。
「2月に入ったら今度はサクラの木をつくらなくちゃいけない。アンパンマンは壊しちゃうの」
取材から3日後、壊す前の、貴重な完成姿の写真を送ってくれました。
アンパンマンのほかに、毛糸を使って描かれたほかのキャラクターの姿もあります。
熊谷さんは、「アンパンマンの表情のバランスが一番苦労したポイントです」と話していました。
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道内各地で開催される、冬のまつり。前編の記事では、ブラッシュアップした「層雲峡温泉 氷瀑まつり」の見どころをお伝えしています。
⇒【「こんなの見たことない」幻想的な氷の世界が、ブラッシュアップ!層雲峡温泉 氷瀑まつり】
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部IKU
※掲載の内容は放送時(2023年1月27日、2月1日)の情報に基づきます。
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