道南の地域密着型フリーペーパー「青いぽすと」編集部が、選りすぐりの情報をお届けします。
2024年に行われる世界大会の開催が函館で開催することが決まったとニュースで見た人も多いのではないでしょうか。
日本でのモルックの世界大会開催は初めてということもあり、函館市はもちろん北海道の枠も超えて、日本中で注目されています!
年齢・性別問わず楽しめるということもあり、学校や介護施設でのレクレーションなどに取り入れるところも増えてきているようです。
最近では定員オーバーの日も増えてきたそう。私が体験した日には取材も入っていたので「本当に注目されているんだなー」とさらにテンション上がりました。
「モルック」に使う道具は、ピンに向かって投げる棒「モルック」と、木製のピン「スキットル」、そしてモルックを投げる位置の目標「モルッカーリ」と至ってシンプル。
そして、ルールを一言で伝えると「モルック」をピンに向かって投げ、直した本数が得点となり、得点が50点ピッタリで勝ち!
まずは実際にスキットルに向かってモルックを投げて距離感を掴みます。倒れたスキットルを実際に並べながらだと並べ方を簡単に覚えられました。
※左が奇数、右が偶数になるように並べます。
2チーム以上で対戦して行きます。順番にモルックを投げてスキットル先述の通り、倒した本数が点数になります。複数本倒れたらそのまま倒れた本数が点数に。そして1本しか倒れなかったら倒れたスキットルに書かれた数字が点数になります。
まず1投目はスキットルがくっついているのでそこを目掛けてモルックを投げます。そして倒れたスキットルは倒された地点で再び立てます。そう、どんどんバラバラな位置に立っていくのです。
最初は高得点を狙って大きい数字が書かれたスキットルを1本だけ狙いたいところですが、隣のピンにもぶつかって2本倒れたら2点に‥悩みどころです。
そして「ピッタリ50点」がポイントで、50点を超えた場合は25点に戻ります。また、3回連続倒せずミスすると失格になってしまいます。
自分の点数だけ見ていてはもちろんダメ。たとえば相手が45点で、5と書かれたスキットルが単独で狙いやすい場所にあったら、次のターンで勝たれてしまう可能性が‥ となると、わざとに5に思いっきり当てて5のスキットルを狙いにくくする‥でもその代わり自分の得点は‥と、時には勝つための決断を迫られます。
まぁ初回で狙い通りに当たるハズもなく、時には失敗しチームメイトに申し訳ない気持ちになったり、時には一緒に勝利を喜びあったり、スポーツというかチーム戦の醍醐味ですね(個人で戦う場合もあり)。
体験した日は冬(しかも大雪)の日だったので、テニスコートを借りての練習会でした。春からは昭和公園で行うそうです。
この度は「 函館モルックの会」さんにお世話になりました。
参加費は大人300円、小・中学生150円とお財布に優しいのが嬉しいところ。
体験の申し込みや問い合わせはメール(hakodatemolkky@gmail.com)で受け付けているとのことです。