立ち上る湯気にジューシーな餡、中国が生んだ小さな芸術「シュウマイ」。
関東では専門店がオープンするなど、ひそかに注目されています。
これまでに食べたシュウマイは6000個以上という、シュウマイ潤さん。
歴史や魅力をまとめ、本を出版したりイベントを開催するなど活動をしています。
ブームのきっかけはコロナ禍でおうちでの食事が増えたこと。
食のレパートリーに何かプラスをしたいとなった時に冷凍や持ち帰りシュウマイの需要が伸びたのだそうです。
苫小牧市で新たに誕生した喜多屋の“ホッキシュウマイ”は名産のホッキ・ヒモ・魚醤を使用した苫小牧づくしのシュウマイ。
日本中の海鮮グルメが集まるイベントでは、見事グランプリを受賞!
いま、北海道のシュウマイがアツいんです!
特に注目のお店を3つ紹介します。
札幌駅から徒歩5分の「北海道ミートマーケット」。
ハンバーグやステーキなどがメインのお肉専門店です。
札幌市北区北14条西3丁目
電話番号:011-214-1390
定休日:月曜
こちらで食べられるシュウマイが「ジャンボシュウマイ定食」。
味の濃い北海道産の親豚と親鶏を使用。 一般的なシュウマイの肉の割合に比べ、2倍ほどのボリュームがありま
す。
「こちらのシュウマイは肉肉肉しいといっていいほど、お肉が詰まっていて、お肉の密度と割合でシュウマイ感を出せてる。さすがお肉屋さんです!」とシュウマイ潤さんは言います。
西区にある「鱗幸食品直売店」。
店内には道産食材にこだわった商品が数多く並びます。
札幌市西区二十四軒2-2
電話番号:011-616-3337
定休日:水曜・日曜・祝日
こちらでは10種類以上のシュウマイを取り扱っています。
なかでも、シュウマイ潤さんのオススメは…
「札幌しゅうまい 黄金づつみ」。
西山製麺特注のラーメン生地から作ったモチモチの黄金色の皮。
タネには北海道産の豚・鶏の合いびき肉を使用し、そこに札幌が生んだブランド玉ねぎ「札幌黄」を混ぜ合わせます。
玉ねぎの甘みもしっかり出ていて、玉ねぎの食感が残っていて、家庭ではなかなか作ることができない味。
厚めな皮と玉ねぎのジューシーさのバランスがとれる満足できるシュウマイなんだそうです。
カフェ、ベーカリー、惣菜店が集まった「アンドパンマーケットアンドベーカリー」。
###&PAN MARKET and BAKERY
札幌市豊平区月寒西4-5
電話番号:011-688-8560
定休日:水曜
このお店にある新時代のシュウマイが…
作り方は、シュウマイの皮を型に貼り、豚肉ではなく、北海道産の豊西牛を敷き詰めます。
ここまではシュウマイですが、その上に裏ごししたカボチャ、片栗粉、シナモンパウダー、生クリームを混ぜ合わせたカボチャペーストを型にたっぷり入れます。
牛肉とカボチャペーストの2層仕立。
スライスしたカボチャとクルミを飾り焼き上げると完成です。
中華料理のシュウマイに掛け合わせたのはフランス料理のキッシュ!
キッシュとシュウマイを合わせた「キッシュウマイ」です。
「シュウマイにはない食感をうまく演出している。でも、しゅうまいの味わいがしているのでぎりぎりのラインで保っている」とシュウマイ潤さんは言います。 次の時代を感じさせるシュウマイでした。
みなさんも食卓のもう一品にお手軽で美味しいシュウマイ味わってみてはいかがでしょうか?
※掲載の内容は番組放送時(2022年12月5日)の情報に基づきます。
■850円でこのボリューム!ご飯7杯分の”超ド級”のカロリーに驚きの「背徳グルメ」