2022.12.10

育む

ひと味ちがうクリスマスを。世界の文化を取り入れるヒント3選【親子におすすめ】

2023年開業の「北海道ボールパークFビレッジ」で、あそび場づくりを担う「ボーネルンド」が、「あそび」のヒントをお届けする連載「あそびで育む 親子のきずな」。

“あそびのプロ”である「プレイリーダー(※1)」が、今回は親子で楽しむクリスマスの過ごし方をご紹介します。

ボーネルンドのプレイリーダー兼インストラクターの表です。

現在は「ボーネルンド 札幌大通り店」で、ひとりひとりのお子さまにぴったり合ったあそび道具のご提案や、あそびの楽しさ、大切さをお伝えしています。

前回の記事では、クリスマスまでの期間を楽しむアイデアをお伝えしましたが、今回は、いろいろな国の文化に触れながら、親子で楽しむクリスマス当日の過ごし方をご紹介します。

【前回:クリスマスがもっと待ち遠しくなる!当日までの期間を楽しむアイデア

1. サンタさんのために、クッキーづくりに挑戦

イギリスでは、サンタクロースのことをファーザークリスマスと呼びます。

ツリーのそばにファーザークリスマス用のクッキーを置き、おもてなしをするのです。朝起きるとクッキーがかじられている!なんてことがあるかも。今年はサンタさんのためにクッキーをつくってみませんか?

ヨーロッパ各地でクリスマスクッキーづくりを楽しむ習慣があり、国によってもさまざまなんです。

イギリスから世界中に広がったとされる「ジンジャークッキー」のほか、ドイツの「バニラキップフエル」や香辛料を練りこんだ「レープクーヘン」など。
形も味も異なり、「貧乏人のクッキー(Fattigmann)」や「ベルリンの花輪(Berlinerkranser)」などユニークなネーミングのクッキーもあるんですよ。

2.世界のクリスマスお菓子を見つけよう

最近、日本のお店でもクリスマスの時期にだけ並ぶ、ヨーロッパのお菓子を目にする機会が増えましたね。
ドイツの「シュトーレン」、イギリスの「クリスマス・プディング」、フランスの「ブッシュ・ド・ノエル」。

イギリスの「クリスマス・プディング」は、古くから伝わるお菓子。

中に指輪やコイン、ボタンを入れてつくり、食べるときに指輪やコインが当たるとラッキー、ボタンが当たるとアンラッキー、とみんなで盛り上がるそうです。

お買いもののときに、世界のクリスマスお菓子を親子で探してみたり、おままごと遊びのメニューに加えてみるのも楽しいかも。「どんな味がするのかな」と想像も広がりますね。

3. 家族みんなで、のんびりした時間を過ごそう

イギリスでは、クリスマスはイブの夜から家族や親戚が集まって、一緒にお祝いをします。
帰省する文化も定着しており、12月25日はお店も休業。おうちでクリスマスディナーの後は、家族みんなでゲームやパズルなどで楽しい時間を過ごします。

「たからさがし」ゲーム

ここでひとつ、家族で楽しめる「たからさがし」ゲームをご紹介します。

【遊び方】
①クリスマスオーナメントなど、あたりの宝を決めていくつか用意します。

②はずれのおもちゃとあたりの宝を見えないように新聞紙やタオルで包みます。

③制限時間内に宝を何個見つけられるか?
触った時の形や大きさがヒントになります。積み木やボール、ミニカー、お人形などを使って、目隠しをして競争してもおもしろそう。あたりの宝は「赤いもの」など、形のヒントがないあそびも楽しいですよ。

今年のイブは、たくさん遊んだあと、部屋の明かりを落とし、キャンドルの火を囲んで家族でゆったりと過ごしてみませんか?
一年にあった出来事を振り返ってみると、それぞれの1年間の成長に気がつくかもしれませんね。

いかがでしたか?
今年は、いろいろな文化に触れて、クリスマスを家族で楽しんでみてはいかがでしょうか。いっしょに過ごすワクワクの時間は、きっと、子どもたちの忘れられない思い出になるはずです。

ボーネルンドショップおよびオンラインショップでは、12/25(日)まで、クリスマスフェアを開催中!
詳しくは 公式HPをご確認ください。

連載「あそびで育む 親子のきずな

(※1)プレイリーダーについて
ボーネルンドのプレイリーダーは、指導者ではなく、あそびが生まれるきっかけをつくる人。決まった遊び方を指示するのではなく、「こころ・頭・からだ」の成長につながるあそびを創出します。子どもの「おもしろそう」「やってみたい」という興味や関心、好奇心を喚起し、あそびの可能性を広げていきます。ボーネルンドのあそび場はもちろん、幼稚園や保育園、外部の催事イベントでもあそびの楽しさを伝える活動を行っています。

文:ボーネルンド

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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