2022.11.22

育む

冬キャンプシーズン到来!初心者でも快適に楽しむ3つのポイント【体験談も】

一気に気温もさがり、肌寒い日が多くなりましたね。雪が降るのもあと少し。冬キャンプシーズンも目前です。
今回は札幌在住の筆者が冬キャンプを快適に楽しむポイントをご紹介します。

ポイント1:暖をとる装備が必要不可欠

ストーブ/トヨトミレインボー(子どもが触るのを防止するためのダイソーアイテムで自作のストーブガードを設置)

冬キャンプに欠かせないのが暖をとるアイテムですね。夏には必要なかった防寒着や毛布、暖房器具などが必要になります。荷量が増えるため、積み込むスペースも必要になりますね。

筆者も灯油ストーブと電気毛布や毛布、寝袋などを持って挑んでいます(ストーブをテント内で使用する場合は、必ず一酸化炭素チェッカーを使用しています)。

防寒対策をした布団の中は夜中でもとても暖かいのですが、布団から飛び出す寝相の悪い子どもにヒヤヒヤして眠れない夜を過ごしたことも。今では飛び出し対策として、クッションなどで寝具を囲って寝るようにし、布団を蹴飛ばしても大丈夫なように暖かい上着を着せています。

また、テント内を暖房器具で暖めても、暖かい空気は上へと上がってしまうため、座っていると寒いと感じることも。サーキュレーターなどで、空気の流れを作ってあげるのがおすすめです。

そして、寒さ対策には絶対必須なのが底冷え対策です。コット(簡易ベッド)やアルミマットで底冷え対策も忘れずに行いましょう。

ポイント2:快適なキャンプスタイルを見つけよう

テントのタイプやタープの使い方によってキャンプスタイルはさまざまです。テント内でストーブやコタツで暖まりながら鍋をしたりお酒を飲んだりできる巣ごもりスタイル。テントの床を無くして、出入りをしやすくして焚火を楽しめる土間スタイル(床のないフロアレステント)。インナーテントもあり、前室で土間スタイルも楽しめる2ルームテントスタイル。家族構成や人数によっても適しているスタイルは異なるので、暖をとりながら、自分たちが快適に楽しめるキャンプスタイルを見つけることが大切ですね。

ポイント3:自分のアイテムの耐寒能力を知ろう

初めての冬キャンプでは、予報気温でどの程度夜中に冷え込むのか想像しにくいですし、自身のアイテムがどの程度の寒さまで対応できるのかなかなかわからないものです。

筆者も初めての冬キャンプは自分の装備で万が一寒さに対応できなかった時に備え、電源のあるサイトを予約し、電気使用の暖房用品を持っていきました。
結果的には、サイトの電源は使うことなく自分が持っているポータブル電源とストーブ、防寒着で乗り切ることができました。しかし、気温は氷点下ではあったものの、そこまで冷え込んだ日ではなかったため、これ以上気温が低かったら装備不足だったなと思いました。
自分の装備の足りないところを知り、設営の仕方など経験を積むことによって、もっと快適に冬キャンプを楽しめると思います。
失敗~改善~リベンジを繰り返し、試行錯誤しながら満足いくスタイルを目指すのもキャンプの楽しさですよね。

電源の有無、積雪状況、除雪作業の有無、車の乗り入れ可否などでも、冬キャンプの難易度は大きく変わります。無理のない計画で快適な冬キャンプを楽しみましょう!

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文:ゆきみらくる
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【ライター:ゆきみらくる PROFILE】
札幌生まれ・札幌育ち。
キャンプ大好き、1歳児の育児に奮闘する30代ママ。
大人になり子どもの頃とは違う新たなキャンプの楽しみ方があることに気づく。カップル、夫婦、家族とライフスタイルが変化しても、いろんな形で飽きることなく楽しめるキャンプの虜に。実体験を交えながら、キャンプのお役立ち情報を配信中。

【画像】candy candy、Maria Symchych / shutterstock、フォトミー / PIXTA(ピクスタ)

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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