北海道には、北海道にしかいない「かわいい」動物たちがたくさんいます。動物たちの自然な姿に癒されるとともに、動物たちが暮らす環境に思いを馳せてみませんか?「北海道3大かわいい動物プロジェクト」に寄せられたみなさまからのお写真をご紹介します。(2022年10月10日〜14日ピックアップ分)
うひょ〜っ、大雪山でしょうか、すっかり雪ですね!エゾナキウサギは、15℃以上の暑さにはとっても弱いのですが、寒いのは平気!
なぜなら、マンモスなどの大型の動物が絶滅してしまった氷河期を、生きのびてきたくらいですから。半年以上も雪に閉ざされる季節を、冬眠することなく、貯め込んだ食料を食べて過ごします。ビッシリと体毛も生えそろって、冬支度は万全のようですね。
このようなお写真は、なかなか見たことがありません。エゾオコジョがくわえているのは、ネズミ?それともナキウサギ?
いずれにしても、かわいいだけじゃない、エゾオコジョの姿です。小さくて、カワイイ顔をしていますが、気性が荒く、素早く、肉食で、自分よりカラダの大きな、ウサギやライチョウまで、とらえて食べてしまうといいます。食べられる側はかわいそうですが、これも自然の摂理ですね。もうすぐ、シッポの先だけ黒で、残りの全身が真っ白に変身します。
だんだん冬毛になりつつありますね。正面から見ると、ホント雪だるまのようで、とってもかわいいですね。冬になると、雪の保護色で、真っ白になるユキウサギやオコジョ。
真っ白にならないけれど、保温のために毛がもふもふして、よりかわいくなるシマエナガやエゾリス、モモンガ、キタキツネなど。
「冬毛になるとかわいさ3割アップ」という名言をおっしゃったのは、たしか、写真家の半田菜摘さん @handa.natsumi さん だった気がします(違ったらごめんなさい)。心に残る名セリフ!
ゴマフアザラシ、野付半島でのお写真とのこと。ユニークな表情、大きな鼻の穴ですねー。アザラシは、鼻の穴を開いたり閉じたり、片方だけ閉じてウインクみたいにしたりと、自由自在です。
6年前の2016年、ハワイのモンクアザラシの鼻の穴に、なんとウナギが入り込んでしまったというニュースが、写真つきで紹介されたことがあります。
研究者がウナギを引っ張って取り出し、アザラシは無事だったようです。
どうやって入ってしまったかは、わからないそうです。
青と緑の背景がとっとも美しいですねー、そこに、赤い実をほおばるエゾシマリスちゃん、とってもかわいらしいお写真!
エゾシマリスはまもなく冬眠に入り、春まで会うことはできなくなります。180センチくらいの穴を掘り、いちばん奥に、落ち葉をしきつめたベッドがあり、巣穴の3分の2くらいに食料を準備、入り口は土でふさいで、敵の侵入を防ぐのだそう。
あったかな地面の下で、ゆっくりお休みくださいね。
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