子どもが元気に遊んでくれるのは嬉しいことですが、親としてちょっと気になるのがお洋服の汚れです。新品の服が一瞬で汚れてしまうと、複雑な気持ちになりますよね。
そこで今回は、外で遊んだりご飯をこぼしたり何かと汚れやすい子どもの服をキレイにお洗濯するコツをご紹介します。
汚れにはそれぞれ性質があります。まずはその性質を知ることが、汚れてしまった子ども服のお洗濯攻略に繋がります。
ジュースやスープ、お醤油などは水溶性の汚れに分類されます。
水溶性の汚れはスピード勝負! 乾くとシミになってしまうため、汚れの裏側にタオルを敷き、濡れた布などでトントン叩いて素早くシミを抜きましょう。あとは、直接洗剤を塗ってもみ洗いし、洗濯機へ。
ミートソースやクレヨンは油性の汚れに分類されます。
水溶性の汚れと違い、油性の汚れは水に濡らさないことがポイント。洗剤やクレンジングオイルを直接汚れに塗り、しっかり生地に揉み込みます。その後はいつも通り洗濯機で洗えばOK。
これからの季節に増えてくるのが、泥汚れです。泥汚れは水にも油にも溶けにくい不溶性の汚れに分類されます。
泥で汚れた衣類はすぐに洗わず乾燥させて繊維の中に入った汚れを掻き出してから洗濯をすることが大事! さらに、汚れた生地の裏から濡らした固形石鹸でこすって揉み洗いしてから洗濯機に入れると汚れが落ちやすくなりますよ。
しつこい汚れをスッキリ落とすためには、洗濯機に入れる前の一手間が鍵となります。そんなときに「あったら便利!」なアイテムをご紹介します。
もみ洗いやこすり洗いをするときにあると便利なのが、昔ながらの洗濯板。小さな子ども服、衣類の襟や袖、頑固な靴下の汚れを落とす場合はミニサイズが使い勝手◎
乾いて繊維の奥に入った泥や砂を掻き出すときに便利な歯ブラシ。先端の首部分を軽く炙って押し曲げると、角度がついてさらに使いやすくなりますよ。
つけ置き洗いに役立つバケツや洗面器。洗濯のときにしか出番がないのなら、折り畳みタイプがオススメです。収納に場所を取らず、災害時やアウトドアシーンでも重宝しますよ。
こども服の汚れは元気の証。そう分かってはいても、お洗濯はなるべく楽をしたいのが本音ですよね。手早く簡単に汚れを落とすためには、汚れの性質を理解することと、洗濯機に入れる前の一手間が重要になります。便利なアイテムを上手に使って、子ども服の洗濯のハードルを下げてみてはいかがでしょうか。
文:はせがわあかね(整理収納アドバイザー)
ブログ:~暮らしのヒラメキ~
Instagram:@kurashinohirameki
【画像】 Syda Productions、Graphs、fakesmile、HiroHiro555 / PIXTA(ピクスタ)、ARTEOM GROSU / shutterstock、筆者自宅
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