原材料の高騰や円安の影響で、食品・日用品や電気代は値上がりを続けています。
大きな打撃を受けるのは、家計。
ここでしっかりと節約術を見直してみませんか。
家庭で、消費電力が大きい家電はこちら。
第1位 冷蔵庫
第2位 照明器具
第3位 テレビ
消費電力が多い家電を節電し、少しでも節約につなげましょう!
家電の中で最も消費電力が多い、冷蔵庫。
冷蔵室は、全体の7割以下の量にするのがポイントです。
冷気が出る通気口と真ん中部分をあけると、効率よく冷却できます!
続いては冷凍庫の収納についてですが、ここでクイズです!
電気代が節約できるのは、
A.冷凍室も、冷蔵室と同じようにスカスカにする
B.冷凍室は隙間なくびっしり詰める
一体どちらでしょう!?
正解は・・・
B!「びっしり詰める」が正解なんです。
凍った食品自体が保冷材の働きをして互いを冷やし合うことができるので、冷気に無駄がなくなるのです。
冷凍室に隙間ができたら、水を入れたペットボトルで埋めてください。
保冷剤を入れるのも◎です。
「冷蔵室は7割以下」、「冷凍室はギュウギュウ」、さらに省エネモードにすると、年間およそ2,800円の電気代が節約できることも!(※条件によります)
続いては、冷凍庫に入れる食材の定番。
「冷凍ごはん」にまつわるクイズです。
どっちが電気代の節約になるでしょうか?
A.四角い冷凍ごはん
B.丸い冷凍ごはん
正解は・・・
B!「丸くした冷凍ごはん」です。
四角いごはんは、実は丸い冷凍ご飯に比べ、解凍する時に電気代がかかってしまうんです!
電子レンジのマイクロ波は角ばった部分に当たりやすい性質があるため、熱ムラがでて加熱時間が余分にかかり、電気代が無駄になります。
丸い形のごはんは熱ムラがなく、効率よく解凍できるため、電気代が節約できます。
ごはんもおいしく解凍できるので、ぜひ丸い形にして冷凍してみてください。
「うちの照明はLEDだから節約ばっちり!」
なんて油断して、電気をつけっぱなしにしている人はいませんか?
LEDは消費電力が少ないとはいえ、例えば、1日5時間つけっぱなしにすると、年間およそ1,300円の電気代が無駄になります。(※条件による)
使わない部屋の照明はスイッチを切りましょう。
画面の明るさを調整することも電気代の節約に!
最大から中間にすると、年間730円の節約ができるんです。(※条件による)
見やすい明るさを保つため、液晶画面をこまめに掃除をするのもポイントです。
最後に、電気代節約のため、契約アンペア数を見直してみることも、大きな節約につながります。
ほくでんのホームページの「アンペアチェック」のページで、ご家庭でお使いの電気機器の台数や容量を入力してシュミレーション。
「契約アンペアに余裕がある」と診断されれば、契約アンペア数を下げることも可能です。
消費電力によって料金プランは異なりますが、年間約3,600円節約できることも!
止まらない値上げラッシュ。
地道な節約術を習慣づけてみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容は番組放送時(2022年6月14日)の情報に基づきます。