以前、「雪の妖精・シマエナガちゃん20連発!」と題した企画が大好評をいただきました!
しかし、ことしはシマエナガの〝当たり年〟で、インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクトには、その後もたくさんの、かわいいシマエナガちゃんの投稿をいただいています。
で、きょうは、「シマエナガちゃん20連発」の第2弾をお届けです!
シマエナガの体重は、およそ8グラム。よく見るスズメが24グラムほどなので、シマエナガは、スズメの体重の3分の1。
しかもシマエナガは、1か所にジッとしていることがほとんどなく、つねに動き回っています。
人通りの多い公園などにもシマエナガはいるのですが、小さく、ジッとしていないので、気をつけていないと「シマエナガがいても気づかない」のです。
実は、あなたのごく近くにもシマエナガはいるのかもしれません…。
「どうすればシマエナガに会えますか?」と聞かれると、必ず「YOUTUBEなどで、シマエナガの鳴き声を覚えてください」と答えます。
ほとんどのシマエナガウォッチャー達も、鳴き声を頼りに、姿を探します。
「ジュルッ!ジュルッ!」という、とても特徴のある声なので、すぐに覚えることが出来て、グンと出会える確率がアップすること間違いなし!オススメいたします。
寒くなると、羽と羽の間に空気をためこんで、まあるくふくらみます。いくつもの空気の層を作ることで、必死に寒さをしのいでいるのですが、そのふくらんだ姿がなんともかわいらしいのです。
正面から見ると、小さな雪だるまか、豆大福にしか見えません。
シマエナガは、器用に足を使います。木の実をつまんで口に運んで食べたり…。でもこのあとの写真には驚きです!
「行くなってば!オレといっしょに暮らそう!」とでも行っているかのように、相手の足を強引に(?)つかまえて、離さないようにも見えます。そうなんです…。シマエナガちゃんたちは、いまが〝恋の季節〟の、まっただ中!
子育ての季節の訪れは、シマエナガちゃんと私たちの、お別れの季節でもあります。
ペアを見つけて、森の奥に巣を作り、卵を産み、ヒナを育てるのですが、その様子はなかなか見ることは出来ません。夏から秋にかけて、シマエナガは、山の奥で群れで過ごします。
ふたたび雪が降る頃には、子ども達を連れて人里に下りてきて、またかわいらしい姿を見せてくれることでしょう。
それまで元気でね、シマエナガちゃん!
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第1弾の「シマエナガちゃん20連発」画像まとめはこちらの記事で!
https://sitakke.jp/post/1702/
うるうる・もふもふ…エゾモモンガの不思議な鳴き声を紹介した動画はこちらの記事で!
https://sitakke.jp/post/2614/
北海道で暮らすかわいい動物の姿をもっと見たい方はこちらからお楽しみください。
https://sitakke.jp/tag/42/
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文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa