
医療用ウィッグのために髪の毛を寄付する「ヘアドネーション」。
北海道旭川市に住む10歳の男の子が、7年かけて伸ばした髪を寄付する日がやってきました。

「鉄棒は…前回りしかできません」と話す、橋本陣(じん)くん。
鉄棒をすると地面に着いてしまうほどの長い髪です。
旭川市に住む、小学5年の陣くん。隣にいるのは、姉のありすさんです。
2人とも髪が長いのですが、それには理由がありました。

陣くんは「病気で髪の毛が少なくなっている人を助けるために、カツラを作るためにお姉ちゃんが髪の毛を伸ばしていて、僕も助けになりたいなと思って」と教えてくれました。

病気の治療などで髪が抜けてしまった子どもたちが身に着ける医療用ウィッグ。
人の毛でできたウィッグは20万円ほどと高額なため、北海道ヘアドネーション協会は必要な子どもには無償で提供しています。
北海道ヘアドネーション協会の姉歯麻未代表理事は「ウィッグは消耗品。1~2年に1回購入しなければいけない。私も小さいときからずっとウィッグだったので、両親にはかなり負担をかけたので、そういうのを軽減したい」と話します。

陣くんはこの団体に、自分の髪を寄付することにしました。
小学6年の姉・ありすさん(12)は、「弟がヘアドネーションすることは、すばらしいことだなと思うし、わたしもうれしい気持ちでいっぱい」と話します。
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