2026.09.19
SitakkeTV
身長5メートル。支える体重は1トン。
明日も健やかでいてくれますように。

女性飼育員とキリンの「命を守る作業」に密着しました。
北海道、おびひろ動物園。
子どもたちの人気者、3頭の親子キリンがいます。

お父さんキリンのメープルを見つめる、飼育員の片桐奈月さん。

「キリンは表情が豊かで顔を見るといろんな表情をしていてそういうところが魅力的だなって思います」と教えてくれます。

そんな片桐さんに顔をすりつけるようにして甘えるメープル。
これからも健康に暮らせるように…大切な体のケアが待っていました。
それが「ひづめ」のケアです。

通常のひづめは前に向かって真っすぐ生えていますが、飼育下ではだんだんと外側に向かっ伸びていってしまいます。
この状態が続くと、脚に負担がかかり、立ったり座ったりすることも難しくなってしまうといいます。
立てなくなることは、野生動物にとって、命に関わる事態にもなりかねません。
だから、メープルにはひづめを削る「削蹄」が必要なのです。

少しずつ始まったトレーニング。
でも、嫌がって片桐さんから離れたり、台に乗せた脚を払ったり…

「怒ってる…何で怒ってるの、怒らんで」

片桐さんがメープルに話しかけます。
警戒心が強く、臆病なキリン。一筋縄にはいきません。
それでも、片桐さんは麻酔に頼りません。

メープルがひづめに触られることや削られることになれるまで、少しずつ少しずつ…。
「本当に命を守る作業だと思っている」

まっすぐに向き合う片桐さんと、メープルとの日々。
命を守る物語の続きがそこにはあります。
※掲載の内容は取材時(2026年8月)の情報に基づきます。
■ 「ピカフルーツ」と呼ばれていたに違いない!ふわふわ・まんまるなエゾナキウサギを見て思うこと 【写真4枚・北海道のかわいい動物たち②】
パートナーメディア