雪が降る地域で暮らす愛犬家には、ぜひ知ってほしい・・・「雪」を生かした冬の“わんこ”撮影のコツをご紹介します。
教えてくれるのは、「カフェ、ときどき、わんこカメラマン」こと、大澤将之(おおさわ・まさゆき)さんです。札幌市中央区で喫茶店「円豆珈琲」を経営しながら、“わんこ”の撮影会や写真展を開いているプロのカメラマンです。
以前、Sitakkeでもペット撮影の基本となるコツを5つ教えてくれましたが、今回は、冬ならではの応用を5つ教えてくれました!
(関連:基本のコツはこちらの記事で↓
【ペットをスマホで撮る5つのコツ!プロの「わんこカメラマン」に聞いてみた】https://sitakke.jp/post/1188/ )
雪に大はしゃぎしていたら、走ってくる様子を、とにかく連写!
舞い上がる雪と、揺れる毛並み・・・「雪の中を泳いでいる」かのような瞬間を捉えられます。
“パウダースノー”に向かって思い切りジャンプ!口を大きく開ける「表情」に注目することで、楽しんだ思い出が刻まれた一枚になりました。
(ポイント①、②を動画付きで詳しく解説したSitakkeTVの記事はこちら・・・
【雪を泳ぐ犬!プロに聞いた、冬の“わんこ”撮影のポイント】 https://sitakke.jp/post/2376/ )
まだ誰も足を踏み入れていない、新しい雪が積もった場所を見つけたら、試してみてほしいのが「真っ白な世界」を撮ること。
ゆるやかな斜面になっている場所だと、さらに良し!
斜面で“わんこ”に「待て」をしてもらい、撮影者がしゃがんで撮ると、“わんこ”と同じ目線から、背景が真っ白になるように撮ることができます。
スタジオ撮影ではわざわざ白い背景を用意するのに、自然の真っ白なキャンバスがあるなんて、雪国ならではの特権です。
ちょっと広めにポツンと撮れば、なんだかロマンチック・・・。雪に埋まってしまっているのも、なんともかわいいです。
愛犬の写真でカレンダーを作るときにも、1月・2月の北海道のイメージにぴったりでおすすめ!
大澤さんは、「何気ない日常の表情を、ただきれいに撮るというよりは、思い出に残るように撮りたい」と話します。
たとえば、こちらは室内で撮影した、大澤さんの愛犬「ペロ」。
凜々しくてかっこいいですが、「冬の思い出」に残る一枚は・・・
ふとカメラを見上げた顔には、鼻にも、口元にも、いっぱい雪が・・・!
雪にたくさん顔を入れたんでしょう、「ずいぶんお楽しみだったんですね・・・」とわかります。振り返って見たときも、思わず笑顔になれそうな写真です。
雪で遊んだ後は、体を「ブルブル!」と震わせて、雪を払うのも、いつもの光景。見慣れた姿も写真で切り取ると、残しておきたい大切な瞬間になります。
一瞬の「ブルブル」の中から、「耳が裏返って立った」瞬間や、「ほっぺが重力に逆らった」瞬間など、見たことのない愛犬の姿に出会えるかもしれません。
TV撮影に協力してくれた「つむちゃん」は、初めてのスタッフに緊張気味。でも、大澤さんが「おいで」と呼ぶと、トコトコとやってきて、「上のほう行こう」と指さすと、大澤さんの後ろをくっついて歩いていました。
「きょうはありがとうね」と、“わんこ”へのお礼も忘れない大澤さん。
「いつもはドックランでは何分くらい遊びますか?」など、寒さや疲れを考えて、飼い主と“わんこ”を気遣いながら撮影時間を決めていました。
こちらの「ナツくん」も、大澤さんとは初対面でしたが、走ってきたり、飛びついたり・・・。
“わんこモテ”した大澤さんは、生き生きとした姿や、リラックスした表情を、短時間で捉えていました。
大澤さんは“わんこ”の撮影会や、個人(個犬?)撮影も行っているので、「うちの“わんこ”も撮ってほしい・・・!」と思った方は、大澤さんのホームページからお問い合わせください。
【marumame photo】
https://marumame-photo.amebaownd.com/
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◎撮影協力
・円豆珈琲 (札幌市中央区南1西18)
・さっぽろドッグランド(札幌市西区小別沢)
◎モデル協力
・つむちゃん (Instagram:tumu.tan)
・ナツくん (Instagram:0512_natu)
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