2026.09.08

ゆるむ

なだらかな大雪山のなかで、なぜこの山だけが?「やり」と呼ばれるほど鋭い理由【北海道百名山・愛別岳】

北海道百名山のひとつ、上川郡上川町にある標高2113メートルの「愛別岳」。

大雪山系の北部に位置し、2000メートルを超える山としては日本最北の山です。

広大でなだらかな稜線が続く大雪山の中で、愛別岳だけはひときわ鋭く、険しい姿。
その姿から「大雪の槍」とも呼ばれています。

実は愛別岳は、大雪山の中でも古い時期の火山活動によって生まれた山。
長い年月をかけて河川による侵食が進み、山肌は深く削られ、鋭い尾根と深い谷が刻まれていきました。

かつて火山活動によって形づくられた山が、今度は水の力によって少しずつ削られていく。
その長い「削り出し」の時間が、愛別岳ならではの険しい姿をつくったのです。

火山がつくり、川が削り、長い時間がその姿を変えてきた――。

周囲の山々とはひと味違う険しい山容には、大雪山の長い歴史が刻まれています。

2026年9月6日「北海道ドローン紀行」にて放送

・撮影:TAKU CH 田島 琢 さん(札幌市 在住)
・音楽:HBCジュニアオーケストラ

北海道ドローン紀行

北海道内各地で撮影された珠玉のドローン映像をお届け。 カムイミンタラ=神々の庭といわれた、北の大地や海の魅力、人々の営みを、今までにはない「鳥の眼」でご紹介します。

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