2026.05.19
育む
子どもだけでなく大人も楽しめる絵本を、絵本セラピスト協会認定「大人に絵本ひろめ隊員」、そして2児の母でもある、HBCアナウンサーの堰八紗也佳(せきはち・さやか)がご紹介します。
札幌の中島公園にある北海道立文学館で、「おいしい!美味い!!文学Ⅱ」という展覧会が開催されています。
その名のとおり「おいしいもの」が描かれている文学を紹介する展覧会で、絵本コーナーも充実!
会期中は絵本の読み聞かせも行われ、大人のリピーターも。
散策にもおすすめの新緑薫る中島公園で、ぜひ文学館にも立ち寄ってみませんか?

札幌の地下鉄南北線「中島公園駅」から徒歩6分ほどのところにある「北海道立文学館」。
北海道の文学に関するものを展示する常設展のほか、特別展は毎回さまざまな企画で楽しませてくれます。
2025年11月の「今月の絵本通信」で紹介した『おばけのマール ほんがだいすき!』という展覧会も、文学館での企画展でした。
現在開催中の展覧会は 『おいしい!美味い!!文学Ⅱ』 。
「“おいしいもの”は大人も子どももみんな大好き。もちろん文学者の方々も」 というコンセプトのもと、 北海道にゆかりのある作品を中心に、作品に描かれた“おいしいもの”を紹介 しています。
小説・エッセイ・詩・児童文学など、ジャンルはさまざま。
もちろん、絵本もたくさんありました!
ちなみに、入場は無料です!

チラシには「ぱくぱく」「ぼりぼり」「さくさく」「ごっくん」など、さまざまな擬音語が並んでいて、入る前からすでにワクワク!
会場を出るときには、お腹いっぱいかも…?

今回、著作権の関係で遠目の写真しか載せることはできませんが、絵本コーナーのようすをチラッとお見せします!
かとうまふみさん・加藤休ミさん・たかどのほうこさん・すずきももさん など、北海道の人気作家さんたちの絵本が、それぞれ注目のページが見えるように開かれ、ガラスケースの中にキレイに展示されています。
出汁の香りが漂ってきそうな「うどん」。
懐かしい思い出がよみがえってくる「給食」。
透明感とぷるぷるした感触がリアルな「ゼリー」
絵本に登場するおいしいものの画に見入っていると、時間が経つのも忘れるほど。

週末には絵本の読み聞かせイベントも開催され、私も子どもたちと行ってきました。
『おべんとうバス』という紙芝居を読んでもらい、小学2年生の長男は「保育園の劇でやったことあるよね!」と喜んでいました。

読み聞かせをしてくれたのは、文学館 学芸課の丹伊田範子(にいだ・のりこ)さん。
2週続けて聴きにきて来てくれた夫婦もいたということで、 子どもよりも大人が多い印象 だと教えてくれました。
確かに、自由に手に取って読むことができる絵本コーナーでは、椅子に座ってゆっくりと読んでいる大人(特に男性)が多いことが印象的でした。
子どものころに読んだ懐かしい絵本などを見つけて改めて読むと、絵本からの新たなメッセージに気づくこともあるかもしれません。

声を出しても大丈夫なので、お子さんと楽しく読むこともできます。
ちなみに長男が一番気に入った絵本は 『フライパンダ』柴田ケイコ(ポプラ社) です。
絵本に出てくる「料理のコツ」だという呪文「アポパイ ポコパイ パンパンパンパンダッチュの ポー」をずっと唱え続けるので、私も頭から離れません!
北海道にゆかりのある作品ではありませんが、さすが『パンどろぼう』の作者、柴田ケイコさん!子どもの心を掴みますね。
今年でデビュー10周年だということで、いつかインタビューしてみたい作家さんです。

【取材協力】
北海道立文学館
住所:北海道札幌市中央区中島公園1-4
問い合わせ:011-511-7655
「おいしい!美味い!!文学Ⅱ」
期間:開催中~2026年6月13日
入場無料
会期中イベント
読み聞かせ
5月24日(日) 5月31日(日)
各日とも午前11時~11時20分(予約不要)
朗読会「朗読で楽しむ“おいしい!”」
5月24日(日)午後2時~3時30分 堀きよ美(俳優)
6月7日(日)午後2時~午後3時30分 河原多恵子(元HBCアナウンサー)
要申込、先着順
****
文|HBCアナウンサー 堰八紗也佳
HBCラジオ「清かなる朗読」(日曜あさ6時~)、Instagramも更新中!
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は2026年5月の情報に基づきます。
■ クマ出没は「天気予報」のように予想できる 札幌市が約20年積み重ねてきたヒント【クマ予報2026①】
パートナーメディア