2026.05.05
ゆるむアイヌ語で「アトサ=裸」「ヌプリ=山」。木々が育つことができないその姿は、地中から噴き上がる強烈な熱の証でもあります。
明治時代には硫黄の一大産地として栄え、19世紀末から20世紀初頭にかけて、採掘が行われていました。
硫黄山には、遊歩道が整備され、噴気孔のすぐ近くまで行くことができます。火山の「表面に触れる」距離まで近づける——そんな場所です。

今もなお生まれ続ける膨大な熱エネルギーは、近くに位置する「川湯温泉」の源となり、絶え間なく豊かな湯を生み出しています。
山のふもとでは、噴気の恵みでつくられた温泉たまごが売られ、黒く色づいた殻を割ると、ほんのりと硫黄の香りが立ちのぼります。

噴煙、熱、匂い、そして味。
ここには、観光地という言葉だけでは語りきれない、大地と人とがつながる「現場」があります。ドローンが捉えたその光景は、ただの風景ではなく、地球の内部と直結した時間の記録です。
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