2026.05.05

ゆるむ

火山の「表面に触れる」距離まで近づける… 「生きている地球」に触れる場所【北海道の絶景映像】

アイヌ語で「アトサ=裸」「ヌプリ=山」。木々が育つことができないその姿は、地中から噴き上がる強烈な熱の証でもあります。
明治時代には硫黄の一大産地として栄え、19世紀末から20世紀初頭にかけて、採掘が行われていました。

硫黄山には、遊歩道が整備され、噴気孔のすぐ近くまで行くことができます。火山の「表面に触れる」距離まで近づける——そんな場所です。

遊歩道を行くと、すぐそばに噴気孔が…黄色く見えるのは硫黄(写真:pixta)

今もなお生まれ続ける膨大な熱エネルギーは、近くに位置する「川湯温泉」の源となり、絶え間なく豊かな湯を生み出しています。

山のふもとでは、噴気の恵みでつくられた温泉たまごが売られ、黒く色づいた殻を割ると、ほんのりと硫黄の香りが立ちのぼります。

ほんのりと硫黄の香りが立ちのぼる「温泉たまご」(写真:pixta)

噴煙、熱、匂い、そして味。

ここには、観光地という言葉だけでは語りきれない、大地と人とがつながる「現場」があります。ドローンが捉えたその光景は、ただの風景ではなく、地球の内部と直結した時間の記録です。

北海道ドローン紀行

北海道内各地で撮影された珠玉のドローン映像をお届け。 カムイミンタラ=神々の庭といわれた、北の大地や海の魅力、人々の営みを、今までにはない「鳥の眼」でご紹介します。

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