
そんな中、この日もいつものように子どもたちが元気よく帰ってきました。
しかし、帰る場所はかつての場所から50メートルほど離れた公民館です。
「ここがすごくよかったのは、火事の前もここを通ってきていたのでいつもどおりの下校ができること。ありがたいです」
子どもたちに「また、その寒いかっこうやめなよ。風邪ひくから」と優しく声をかける姿は、以前と変わりません。
地域の協力もあり、児童クラブは火災から1日も休まずに活動を続けています。
おやつは毎日、手作りです。

子どもたちにとって、この場所は「まるで自分の家のような」「第2の家」といえる、かけがえのない大切な「おうち」です。
鈴木さんはまた、思い出の残るこの商店街に戻り、児童クラブの運営を続けていきたいと願っています。しかし、そこには大きな課題があります。
「市のバックアップ体制がないと、任意の小さな団体で精一杯やっているので、次の場所が探せたとしても改修費用とか先立つものがないと、なかなか次の物件も決められないというのが、いま一番悪戦苦闘しているところ」

大麻銀座商店街の被害にあった一帯は、今後、解体されることが決まったそうです。
こうした現状に、HBCテレビ「今日ドキッ!」ゲストコメンテーターの大通幼稚園・藪園長は、「みんなのいえ」というネーミングの素晴らしさに触れながら思いを寄せました。
「名前に象徴されるように、悪天候であっても子どもたちが安心して過ごせる場を提供してあげたいという考えがあるんだと思う。こういった児童クラブは、幅広い年齢の人といられることによる成長の場でもある。子どもたちには良い環境を提供してあげたい」
また、アンヌ遥香さんは、「道内どこの地域でも、お店が一軒でもなくなると急に街の雰囲気がガラッと変わってしまうこともある。1日でもはやく元の姿に、が新しい形で生まれ変わればいいな」と、商店街の再生を願っていました。
取材・文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は、HBC「今日ドキッ!」放送時(2026年2月19日)の情報に基づきます。
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