
北海道江別市の商店街で発生した火災から1か月余り。
子どもたちの居場所となっていた児童クラブは、火災の後も1日も休むことなく、新たな場所で子どもたちを迎え入れていました。
レトロな街並みが人気だった商店街には、いまもまだ焦げ臭いにおいが立ち込めています。
2026年1月7日、江別市の大麻銀座商店街が火の手に包まれました。

火元となった店舗の4軒隣りにあったのが、放課後児童クラブ「みんなのいえ」です。
火災当日は、すさまじい爆発音が聞こえるほどの惨状でした。
被災した建物の中に入ると、天井も2階の床もすべてない状態です。
こども支援ワーカーズ「みんなのいえ」の鈴木律子代表は、がれきの中に残る金属を見つめ、「これはピアノです」と教えてくれました。
よく見ると、確かにピアノの形跡があり、弦が確認できます。

かつての「みんなのいえ」は、ゲームや宿題をしたり、こたつでごろんとしたり、子どもたちがまるで自分の家にいるかのように過ごせる場所でした。

「家庭的な雰囲気にこだわっていた。ソファを置いたりピアノを置いたり。それが一晩で燃えてしまった」と、鈴木代表は肩を落とします。
まだ消火活動が続いていた火災の翌日、仲間に励まされている鈴木さんの姿がありました。
7年前、この場所で地域の人たちと児童クラブを立ち上げた鈴木さん。
現在は共働き家庭の子どもなど、72人の小学生を受け入れています。
「子どもたちのお気に入りのおもちゃとかもあったので、入っては戻り、入っては戻りを繰り返して、取り出せないのでちょっとずつあきらめて、気持ちの整理をつけて……」と、当時の心境を語ります。
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