
「そこで当時の、音楽と理科の担当だった田中先生と出会いまして。iPadを使ったドラム演奏ができますということで、じゃあやらせてくださいと」輝政さんは話します。
その後、無事に地元の音更に戻り、共栄中学校を卒業した輝政さん。
高校1年生の学校祭でタブレットで奏でるドラムを披露すると、それを聴いた養護学校の教員たちから、ライブ演奏の提案を受けます。
「だいぶ不安はありましたね。そんなにドラムがうまいと思っていなかったのと、そんな状態でライブをやっていいのかという心があって、不安がすごく募っていた」
田中先生は「ドラムのプレイヤーとしても素晴らしいし、自分で曲を作ったりもする。その作品も素晴らしいので、いろんな才能がある」と太鼓判を押します。

学校の冬休み期間に入り、音更町の実家に帰省した輝政さん。田中先生と練習です。
田中先生が「軽くちょっと通してポイントだけ抑えてやってみましょうか」と声を掛けます。
翌日は、2回目の単独ライブ。練習は、いつもより力が入ります。
田中先生は「今まで人差し指でやっていてうまくできなかったんですよね。中指に変えてみようとやってみたんですよ。安定するようになってきて」と話します。
リズムを安定させるために輝政さんは独自の方法を編み出し、苦手を克服しました。
「口で噛んでリズムを取ったりしているんですよ。噛むと響くので、頭に直感で来るので。噛みながらやっていたりします」
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