2026.02.19

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指先で奏でるドラムでステージへ 筋ジストロフィーの高校生が描く世界への夢

「いろんな才能がある」

2025年10月 学校祭(提供 田中先生)

「そこで当時の、音楽と理科の担当だった田中先生と出会いまして。iPadを使ったドラム演奏ができますということで、じゃあやらせてくださいと」輝政さんは話します。

その後、無事に地元の音更に戻り、共栄中学校を卒業した輝政さん。

高校1年生の学校祭でタブレットで奏でるドラムを披露すると、それを聴いた養護学校の教員たちから、ライブ演奏の提案を受けます。

「だいぶ不安はありましたね。そんなにドラムがうまいと思っていなかったのと、そんな状態でライブをやっていいのかという心があって、不安がすごく募っていた」

田中先生は「ドラムのプレイヤーとしても素晴らしいし、自分で曲を作ったりもする。その作品も素晴らしいので、いろんな才能がある」と太鼓判を押します。

独自の方法で苦手を克服

学校の冬休み期間に入り、音更町の実家に帰省した輝政さん。田中先生と練習です。

田中先生が「軽くちょっと通してポイントだけ抑えてやってみましょうか」と声を掛けます。

翌日は、2回目の単独ライブ。練習は、いつもより力が入ります。

田中先生は「今まで人差し指でやっていてうまくできなかったんですよね。中指に変えてみようとやってみたんですよ。安定するようになってきて」と話します。

リズムを安定させるために輝政さんは独自の方法を編み出し、苦手を克服しました。

「口で噛んでリズムを取ったりしているんですよ。噛むと響くので、頭に直感で来るので。噛みながらやっていたりします」

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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