
筋力が徐々に低下する難病「筋ジストロフィー」。恩師と音楽活動をつづける札幌の高校生に密着しました。
「難しいなこれ…」
おぼつかない手で食事をする和田輝政さん18歳。
5歳のとき、「ウルリッヒ型筋ジストロフィー」と診断されました。

その一方で、華麗な指さばきで多彩な音色を奏でます。
輝政さんが使うのは、ドラムの音を出すことができるタブレット。
手元が見えないため、デジタルカメラやスマートフォンでタブレットの画面を撮影したものをスマートグラスに映し出しています。
元々、ドラムとの出会いは小学5年生のとき。
6年生までは通常のドラムをたたいていましたが、中学に入り病状の悪化などからたたくのが難しくなっていました。
その先に出会ったのがこの「指先でたたくドラム」だったのです。

「いいんじゃないですか」
声をかけるのは、中学の恩師・田中貴志先生です。
田中先生自身も共栄中学の出身でOB。
輝政さんは2024年、田中先生と音楽ユニット「KYOUEI BROTHERS」を組み、帯広市や札幌市でライブをしてきました。
2人の出会いは、5年前。
輝政さんは体調を崩し、体を起こすのが困難になりました。
中学2年生のときに、呼吸が浅くなるなど症状が悪化したことで体重が激減し、地元の音更町から札幌市への転院を余儀なくされました。
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