2026.02.15

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3000円のカツカレーも利益は180円…「ニセコ価格」のリアルから見える攻めの戦略

専属シェフに寿司を…8人で30万円「安い」

そして夜のニセコで今、VIPに人気なのが、職人が宿泊先に出張して寿司を握るケータリングサービス。

予約は1日2組限定で、食事時間は2時間ほど。
1グループ3人体制で、依頼者に専属で料理をふるまいます。

キンキの焼き物やズワイガニのお造りなど小料理8品に、職人が目の前で握る大トロやウニなど、極上の寿司10貫。
料金は、1人3万8400円。今回は8人前で30万円を超えました。

しかし、客の反応は意外なものでした。

香港からの観光客は「香港で食べたら、日本より、ずっと高くなると思いますよ」と話します。

実際に、香港の高級寿司店では日本人職人の「おまかせコース」が、3万~7万円前後になる店もあるということです。
それと比べると、ニセコで3万円台で職人を貸し切れるのは魅力的だとのこと。

世界基準なら、これでも割安。
最大の価値は、周囲を気にせず家族だけで過ごせる「プライベート空間」なのです。

「プライベートシェフに来てもらえるのは最高だし何より自分の家のように快適に過ごせる」

このケータリングサービスは2026年に入り料金を1万円値上げしましたが、売り上げは倍増。
店舗型だと生じる賃料も光熱費もかからないため、冬のニセコに合致した仕組みです。

さらに、サービスを行う職人たちにも大きなメリットがあります。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

https://www.hbc.co.jp/news/

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