
3週間の病院実習を終えた稚内高校の衛生看護科の生徒たち。
「いまからどこに行くんですか?」と尋ねると「校内の実習室に行きます」とのこと。
入学者は年々減少しています。定員40人に対し、佐々木さんたち3年生は23人。2年生は14人、1年生は16人と半分以下です。
医療問題に詳しいパーソル総合研究所の田村元樹研究員によると「そもそもイメージとして医療職がこれまで手に職といわれてきたが、コロナ禍で悪いイメージがついてしまった」とのこと。
さらに、看護師を目指す人のなかで、大学志向の高まりがあるといいます。
「大卒の方が、その後のキャリアパスや初任給も高くつく傾向にある。医療の高度化、医療構造の変化という部分でさまざまなカリキュラムを大学は整えている」

「みなさんが実習中に軟便が多くて、その排泄に困ったということで」と教諭が説明をします。
排泄の介助では、精密につくられた人形「小春さん」を相手に便にみたてた味噌を使って、手順や声掛けをていねいに確認します。
実習中の生徒に、教諭から指導がはいります。
「もう少し拭かないと落ちないよ」「特に下のことははずかしい、羞恥心もあるので『いまこういう風にやってますよ』と声をかけて、安心してもらえる」
3年生は、あと2年で現場に飛び込みます。
人の命をあずかる、重い責任。そして、みないずれ頼ることとなる存在です。
しかし地域の医療崩壊を招かないために、病院ができることはもう限界にきています。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あま
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2026年1月26日)の情報に基づきます。
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