
市立稚内病院の過去10年間の看護師の採用状況です。
年々数は減り、コロナ禍をきっかけに退職も相次いでいます。
看護師不足を理由に昨年、3階の病棟が閉鎖されました。
中出信恵看護部長は「当院を退職して、札幌や東京に行ってしまう」と現状について話します。
「なかなかこの地域、最北の地ということでは人口も減っているし、高齢化も進んでいるし、そういった状況で看護師だけ増やすのはある意味で無理」
稚内高校衛生看護科の卒業生は、例年半分ほどが市立病院に就職。病院にとっては、地域医療を支える欠かせない存在です。

実習では、教室で習っていないことも次々と起きます。
「何があるんですか?」
「冷蔵庫をちょっと見てもいいですか?何があるか」
この日、入院患者の家族が差し入れたイクラをめぐって騒動が…。
患者は「食べたい」といいますが、栄養や健康の管理上、病院は許可をすることができません。
実習生は「口もきいてくれなくなっちゃって。本当にお怒りの様子で、口もきいてくれなくてごはんも食べないって…」と困った様子です。
実習生たちは解決策を模索しますが、教科書に「正解」は載っていません。
佐々木さんも「患者さんの意思を一番尊重したいけど、難しい」と頭を抱えます。
「患者さんとかかわって会話する場面、援助も教科書で学んできてはいるが、実際患者さんとかかわるうえで全く違うなと感じる」
現役看護師の「コツ」や患者の生の声にふれながら、支える大切さを学びます。
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