
中でも、60年ほど前から愛され、変わらぬ人気を誇るのが「館モンブラン」。
小樽ならではの独自のスタイルを持つ1品です。
一般的にモンブランといえば、細く絞った栗のペーストをまとったケーキ。

しかし小樽のモンブランは、ココアスポンジと生クリームの上に削ったチョコレートを山のように重ねたもの。
栗ではなく、チョコレートを主役にしたケーキです。

小樽在住:「『小樽のモンブラン』といったら、あのクリームとチョコのスポンジみたいな。上にかかっている刻みチョコがすごく好きです。大人になってから、それが違うということを知って、結構驚きました」

小樽在住:「前に聞いたのが、『お山のほうのモンブランをイメージして作っている』と聞いています」
栗が貴重だった時代、職人たちの工夫から生まれたともいわれている刻みチョコのモンブラン。
館では、60年以上の歴史があるといわれています。
このモンブランを、半世紀にわたって守り続けてきたケーキ職人がいます。

武田 孝信さん。洋菓子の館に勤めて、2026年で50年です。
武田さん:「ココアベースのスポンジですよね。うちのは『軽め』ということでお客さんの『軽くて食べやすいですよね』という声はよく聞きますね。口どけがいいという、そういう軽めです。すっと溶けていくという…残らないという言いかたが正解なのかな…」
お客さんの中には、館のケーキじゃなければ食べられないと話す人も。

札幌在住:「娘はあまり生クリームが好きではない子なんですが、館さんのモンブランのクリームは食べられるということで」

父が小樽出身:「1口食べてやっぱりすごくおいしさが違うのと、あと食べ終わったあともずっとくどくなくて、幸せな気分になります」

武田さん:「妥協はしたくないですよね。したくないというかしていないというか。生クリームとかバターなんかは、うかつに安い物に手をだしてしまうとまともに味に反映してしまうので、それだけはもう絶対にやってはいけないですよね」
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