2021.11.17

暮らす

いよいよ雪が…!毎日の服装選びの参考になるのは「気温」以外に、もうひとつ?

「天気を味方にすると暮らしはもっと快適になる!」をテーマに、毎日の生活に役立つお天気情報の「見方」を気象予報士がお伝えします。

日中も気温は一ケタが当たり前になり、いよいよ平地でも雪が降る季節となりました。冷たい北風が身に染みる時期は、毎日の服装選びに迷いますよね。寒さや温かさの体感は、「気温」や「日ざし」の影響のほか、重要な要素がもうひとつあります。

それは「風」です。

服装選びの参考になる「風」と気温の深~い関係

風速1メートルごとに体感温度がどれだけ下がる?

一般的に、風速1メートルで体感温度が1℃下がると言われます。気温は5℃あったとしても、風速6メートルの風が吹いていれば体感的にはマイナスになるのです。

冬のお出かけは、予想気温だけでなく、「風」の情報が役立ちます。
低気圧や高気圧が描かれている「天気図」を見ると、ある程度の体感温度を予想することができます。

天気図画像サンプル

「等圧線」と呼ばれる、地図を横切るように引かれている線。
この線が北海道に3本あれば注意報クラス(風速がおよそ10メートル以上)になるおそれがあります。これを気温に換算すると、等圧線1本につき体感温度が2~3℃下がる目安になるのです。興味がある方はぜひ、気象庁の天気図で北海道にかかる等圧線を数えてみてください。
また、現在の風の状況はこちらでチェックできます。

さて、普段の防寒対策でよく知られているのは、「首」を温めることです。
マフラーなどで首を覆うことに加え、「手首」「足首」の防寒もお忘れなく!

ちなみに私は最近、腹巻きを愛用しています。腹巻きをして外を歩くと、体がポカポカしてオススメですよ。皆さんも、それぞれの防寒対策で、寒い冬を健康に乗り切りましょう!

ーーーー
協力:HBCウェザーセンター気象予報士:児玉 晃

児玉晃予報士が所属する気象予報士クリエイター集団「サキドリーズ」が運用するYouTubeチャンネルてんきよほうでは、日本全国の天気や季節の話題をわかりやすくお伝えしています。

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Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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