2026.01.03

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嵐・SixTONESのライブで札幌のホテルを専門家が分析 建設ラッシュでキャパ足りる?

心配される客室不足

SnowManライブの際のプレミストドーム(札幌・2025年11月)

11月に開かれたSnowManのライブツアー。
札幌には2日間でのべ10万人が訪れ、市内のホテルは軒並み満室。
価格も高騰し、不満の声が聞かれました。

「宿泊の予約は取れなかったです。2泊マンガ喫茶です」

「あした泊まるところがない」

「ネットカフェにあすは泊まります。空いていても何十万とかで支払いできない」

2026年3月には札幌でアイドルグループ「嵐」のラストライブが開催されますが、ライブ前日は北大の後期日程の試験があり、市内の客室不足が心配されています。

松本洋平文科大臣も12月2日、「受験生の皆さまにおかれましては、大学などの公表する情報によく注意を払って、落ち着いて受験の準備を進めていただきたい」とコメントしています。

客室不足や価格の高騰は再び訪れるのでしょうか。帝国データバンク札幌支店情報部の渡辺雄大部長に聞きました。

「札幌市のホテル稼働率は年間平均が約8割。8割というとほぼ満室の状況。本州から大挙するような事態になれば、もうホテルは取れない。同じような状況が続くことは充分に考えられる」

今後の傾向は

2027年春には、札幌駅北口に近い北8条西4丁目に、アパグループが客室およそ500室とプールや大浴場を備えたリゾートホテルをオープンさせる予定です。

アパグループは、北6条西6丁目にもホテル建設を進めています。

2027年7月にはススキノのキングムーの跡地でもホテルが開業します。

ホテルがたくさん開業していますが、それでも、客室不足が指摘されます。

帝国データバンク札幌支店の渡辺雄大部長によると「ここ数年、ホテルは増えているのは間違いないが、需要に比べ供給が少なく、一気に解消するのは現実的ではない。イベントが重なると、価格も高騰する傾向は今後もつづく」とのことです。

2026年でいうとSixTONESのライブがあるGWの時期は高騰し、ホテル不足の問題の可能性も。

ホテル不足と価格高騰の問題が繰り返されると、札幌や北海道観光にはコストがかかるというようなイメージダウンにもつながりかねないと、指摘しています。

札幌市は2026年4月から「宿泊税」の課税も始まりますが、訪れる人に、いい思い出が残るマチになるための模索が続きそうです。

文:HBC報道部 
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年12月3日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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