2025.12.29
深める
関係がギスギスするというところまでは、あたしの場合はまだ、表面上は至っていないんだけれど。
友人関係や恋愛関係、仕事上のつながりも全てひっくるめて、付き合いが長くなってきた人たちとの、段々と生じてきてしまう価値観の差というか。
生活のペースや働き方、人生の進め方の差や変化というか。
そういうのを2025年は、折につけて自分自身にも、周囲の関係性の中にもしばしば見出すタイミングがありました。
生き方は多種多様。
とはいえ、その違いから来る関係性のひずみやきしみというのは、どうにも避けようがないみたいですね。
しかも、そのひずみやきしみというのは、あたしの場合も大抵「国指定天然記念物」さんと同様、「あれ、なんか自分おかしいかも…?」という自分自身への疑念から始まるようで。
それまで相手と、ノリよく馬が合うかたちでコミュニケーションが成立していた分。
それがある日ひょんな拍子に上手くいかなくなると、その原因あるいは責任を最も手近なところ、つまりおのれに求めちゃうんだよね。
いわゆる自責思考というか…これってクセなのかなぁ(認知的バイアスぅ〜)。
加えて、ご相談いただいた事例の場合は、すでに相手と揉める段まで事が進んでいるみたいね。
それぞれの伝えたいことがなぜかそれまでと違って噛み合わず、なんなら軋轢にまで発展。そりゃ確実にショックなはず。
「国指定天然記念物」さんの心中、お察し申し上げるわ。
どうなんでしょう。
あたしの場合は、お手紙に書かれていた「違和感を覚えても押し黙っていたり、その場では周りに合わせ」るということ自体が、どうやら大きなストレスになってしまうみたいで。
なので「それ、どない?」と、他人の発言や行為に関して疑念を抱くようなことがあれば、自責思考に侵される前に、比較的すぐ周りに伝えるようにしてしまっているし。
それによって、いろんな人との関係性をなんとか円滑にしていこうと、今までの人生の中で意識的に試みてきたんだけれど。
おのれの気持ちを言葉に変えて正確に伝えたり(流行りの"言語化"ってやつ?)や、その言葉をまっすぐキャッチしたりって、そうしなければならない場面がくるたびにかなりのエネルギーを使いますよね。
その上、いつもそんなやり取りが成功するとは限らない。いやはや、生きるって大変。
だから今回の件、ご友人との衝突によって「国指定天然記念物」さんが落ち込んだり混乱したりしていらっしゃることには、「そりゃ、無理ないわよね」と率直に共感するというか。
今もそうした状況の只中に置かれ、おそらくしっかり戸惑っているであろうということを、似たような事柄でモヤモヤしがちな人間としては、素直に心配に思ったりしています。
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