
北海道での暮らしや思い出が、今の絵本創作に間違いなく活きているというきくちさん。
きくちさんらしい大胆な構図と線が、北海道の雄大な景色と、動物たちの躍動感を見事に表現しています。
表紙と背表紙を広げてみると、まるで一枚の絵画!額に入れて飾っておきたいほどの芸術品です。

特にこだわったのは、絵本に使用する紙選び!他の絵本では感じたことのないような、ふんわりとした手触りで、上質なものだということは素人の私でも触った瞬間にわかるほど!
まるで、ついさっき描いたのではと思わせるようなインク乗り。発色が良く、特に雪のきらめきが美しいこと!
きくちさんは、 「紙や色にこだわることで、絵本の“モノ”としての魅力も出したい」 と話します。

見返しには「紅鮭」という品番名のサーモンピンク色の紙を使用し、とことん北海道らしさにこだわりました。
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