せっかくのバレエ鑑賞。最後までしっかり見たい!親子鑑賞会とはいえ、できるだけ周囲の迷惑にならず、心穏やかに過ごしたい。そんな思いで3つの作戦を考えました。
作戦①:キラキラ推し
「明日はママとキラキラのダンスを見に行こう!」
まずは「なんだか素敵で楽しそうなイベントがありそう」という空気を感じさせます。
作戦②:バレエのイメージを見せる
当日の朝、くるみ割り人形のバレエ動画(短め)を見せます。様々なシーンが短く編集されている動画だったので、娘も飽きずに最後まで見ていました。

「ほら、キラキラのお姫様だよ~!」「王子様が戦ってる!かっこいいね!」
気分を盛り上げるための合いの手も忘れません。
作戦③:ストーリーを理解させる
何の話かわからないと飽きてしまう可能性があると考え、くるみ割り人形の絵本読み聞かせ動画も見せます。
「ねずみさんだ!」「王子様だ!」とのリアクション。よしよし、掴みは悪くないぞ…!
マインドセットが完了したところで、会場に向かいます。
会場に到着し、入り口に向かって歩き出した瞬間。
突然、娘が立ち止まりました。

「こわい……」
マインドセットがうまくいったと、完全に油断していた私。内心はかなりパニックでしたが、できるだけ冷静を装い、「何が怖いの?」と聞いてみました。
「ねずみさん、こわい……」
そう来たか…!!まさかの事前説明が仇に……!!!
どうやら、ねずみに襲われるのではと思っているようです。
でも、原因がわかれば対処はできます。
「大丈夫。王子様たちが守ってくれるよ!とっても強いんだよ。困ったら“助けて~!”って言おう!」
娘の気持ちに寄り添いながら話を重ね、なんとか気分を落ち着かせることに成功。そのまま、一緒に会場へ入ります。
会場内には、すでに衣装に身を包んだキャストの姿が。
「うわ~!!おひめさまがいっぱい~!!」
さっきまでの怯えはどこへ…?
目を輝かせて走り出す娘に、「もう大丈夫そうだな」と思いつつ、水を差さないように写真を撮りました。

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