
「おひめさまがいっぱい!!」
目を輝かせて走り出した娘の姿に、心が温まる冬の経験がありました。
クリスマスシーズンの定番バレエプログラム「くるみ割り人形」。昨年Sitakkeでも記事を掲載しましたが、幼稚園から小学校卒業までの間バレエ少女だった私(YASU子)にとって、発表会で何度も経験した、思い入れの深い作品です。
「Farewell 2025『くるみ割り人形』」は、”クリスマスに親子でバレエ鑑賞”をする海外の文化のひとつを北海道・札幌でも根付かせたいという想いでWe Love Ballet 実行委員会が主催しています。そんなステキな取り組み、元バレエ少女としてはぜひご紹介したい!そんな気持ちで子ども参加がウェルカムの「親子鑑賞回」に、「じっとしていられない系」4歳娘と参加してきました。
果たして娘は集中以前に席に座っていられるのか?ストーリーを理解できるのか?…いろんな不安を抱えながらの親子鑑賞レポをお届けします。

チャイコフスキー原作の「くるみ割り人形」は、「クリスマスイブにくるみ割り人形をもらった主人公・クララが、不思議な旅をするお話」。
小さくなったクララを守るため、ねずみと戦うくるみ割り人形とおもちゃの兵隊たち。
王子様になったくるみ割り人形とめぐるお菓子の国での盛大なパーティ……。
クリスマスにふさわしい、華やかで煌びやかなバレエ作品です。
2025年の今回は、3公演すべてに生オーケストラがついて魅力がパワーアップ!
幼稚園や保育園などの園児たちも招く昼の「団体・親子鑑賞」公演(もちろん一般観劇もできます!)に生オーケストラがつくのは今回が初めてです。
しかも、小学生以下の子どもは1000円、親子で行っても2500円で本格的な生のバレエの舞台に触れることができるのです!
とっても楽しみ……と思いながらも、その気持ちを上回るほどの不安がありました。
そう、うちの娘は「じっとしていられない」、元気とパワーが有り余っている系女子なんです…!
どんなに言い聞かせても、出かけるたびにひとりで走り出し、電車でも座っていられない娘。立っている乗客の間を走り抜けていくのを、全力で追いかけたこともあります。
そんな娘とバレエ鑑賞。
席を立って走り出してしまうのではないか、突然「もう帰る〜」と言い出すのではないか……。
そんな不安を少しでも減らすため、母はある作戦を考えました。
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