
この日は、働きながら1人で3人の子どもを育てる大岸さんの家に出張料理にやってきた先崎さん。
「レンコンと中華炒め的なものを作ろうかなと」
メニューは食材を余らせないようにその場で考えているのだそうです。
「このあとは弱火でじっくりしみこませる感じで…」
ジャガイモ、ニンジン、ゴボウ鶏肉など10種類以上の食材を次々に調理。
から揚げにハンバーグ、きんぴらごぼうにトマトのピクルスなど、約1時間半で16品が完成です。

依頼した大岸舞さんは「子どもと一緒に過ごしたいなという思いがあって、『ごはんを作らなきゃいけない』とか焦る心の負担が、料理が出てきてくれることで減る」と話します。
「食って誰かを喜ばせたりすることが大きい仕事だなと改めて思ったので、いろんな地域に行って、そういう方々の助けになりたい」

先崎さんはそう話します。
たくさんの家に温かい食事と笑顔を。再挑戦を始めた出張料理人が、きょうも十勝を駆け回ります。
文:HBC報道部
編集:Sitakke編集部あい
※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年12月1日)の情報に基づきます。
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