2025.12.20

暮らす

1時間半で16品完成!家庭に駆けつけて温かい食事を作る「出張料理人」が感じる使命

たくさんの家に温かい食事を笑顔を

この日は、働きながら1人で3人の子どもを育てる大岸さんの家に出張料理にやってきた先崎さん。

「レンコンと中華炒め的なものを作ろうかなと」

メニューは食材を余らせないようにその場で考えているのだそうです。

「このあとは弱火でじっくりしみこませる感じで…」
ジャガイモ、ニンジン、ゴボウ鶏肉など10種類以上の食材を次々に調理。

から揚げにハンバーグ、きんぴらごぼうにトマトのピクルスなど、約1時間半で16品が完成です。

依頼した大岸舞さんは「子どもと一緒に過ごしたいなという思いがあって、『ごはんを作らなきゃいけない』とか焦る心の負担が、料理が出てきてくれることで減る」と話します。

「食って誰かを喜ばせたりすることが大きい仕事だなと改めて思ったので、いろんな地域に行って、そういう方々の助けになりたい」

先崎さんはそう話します。

たくさんの家に温かい食事と笑顔を。再挑戦を始めた出張料理人が、きょうも十勝を駆け回ります。

文:HBC報道部 
編集:Sitakke編集部あい

※掲載の内容は「今日ドキッ!」放送時(2025年12月1日)の情報に基づきます。

HBC報道部

毎日の取材で「気になるニュース」や「見過ごせない事案」を、記者が自分の目線で深掘り取材し、「ニュース特集」や「ドキュメンタリー」を作っています。また、今日ドキッ!の人気コーナー「もうひとホリ」「もんすけ調査隊」も制作しています。最近は放送にとどまらず、デジタル記事、ドキュメンタリー映画、書籍など、多くのメディアで展開して、できるだけたくさんの人に見てもらえるよう心掛けています。北海道で最初に誕生した民間放送の報道部です。

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