
「きたくりんはきっと誰も聞いたこともない品種だと思うのでどういう反応になるか。『なんだそれ?』ってなるのか、ちょっと楽しみな反面、どのような結果になるか…」
舟山さんは不安を口にします。
舟山さんは新しい品種や新たな栽培技術で作った米のおいしさを競う「ネクスト部門」に参加。70点の米のなかから、舟山さんの「きたくりん」を含む、6点が決勝に進みました。
審査員は、決まった条件で炊いたご飯を、お供なしで味わいます。
生産者と銘柄は伏せられ、「味」「香り」「粘り」などで評価。
一番おいしかった米が「最優秀金賞」に選ばれます。
山形県庄内町農林課・河村祥子農産係長に「地元が有利か」をたずねると「そんなことはなく、忖度はない」とのこと。
特別審査員の阿部耕祐さんは「おいしいが基本にあって、少しずつ違って大変おいしかった」と話します。
会場MCが最優秀賞を発表します。
「ネクスト部門、最優秀金賞は『オ』の熊本県の有限会社アグリテック保久土、中山北斗さん『ぴかまる』です!おめでとうございます!」
トップは叶いませんでしたが、舟山さんは堂々の優秀金賞!
北海道の「きたくりん」の存在感を全国に示しました。

「自分の食べている自信があったコメだったので、余計に悔しい」と話す舟山さん。
「きたくりんはコンテストに出られるおいしいコメで、道内の中学生・高校生がコメ農家に対して、かっこいい・私もやってみたいと思えるような農家になれたら」
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