2025.12.17
暮らす
各地の積雪です。札幌周辺や東部で平年より多くなっています。下の段が平年比です。札幌は148%。平年のおよそ1.5倍の31センチの積雪です。胆振の安平町や帯広、根室の中標津町は平年のおよそ2倍から2.5倍。オホーツクの遠軽町は平年の3倍以上の54センチです。釧路の積雪は17センチですが、もともと雪が少ない地域なので、平年と比べると4倍以上となっています。

雪が多い地域では、穏やかなあす18日(木)のうちに、除雪作業を進めましょう。というのも、週末は気温が上がって雨が降ります。排水溝周りが雪で埋まっていると、大きな水たまりができます。水の通り道を作っておきましょう。また、靴には防水スプレーをかけておくと安心です。

ホワイトイルミネーションの見物も足元に気を付けましょう。あす18日(木)にかけては路面凍結、週末はザクザク、グチャグチャ、水たまりも多くできそうです。

週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
金曜の午後から土曜は日本海側でミゾレや雨、日曜はオホーツク海側も天気が崩れます。金曜の日中から寒さが緩み、土曜の最高気温は札幌と網走で11度でしょう。

つづいて、太平洋側です。
金曜の午後から土曜は西部で雨、日曜は東部でも雨が降るでしょう。土日は10度前後まで気温が上がりますが、来週は再び寒くなりそうです。

あす18日(木)の札幌です。朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします。
もんすけは雪かきをしています。週末の季節外れの暖かさに備えましょう。空は穏やかですが、気温は低く、日中もツルツル、ガタガタ路面が続きます。あす18日(木)も時間にゆとりを持って出かけましょう。

文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
月~金曜日に翌日からの天気予報をお伝えしているほか、暮らしに役立つお天気コラム記事もお届けしています。
※17日午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
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