
11月27日、札幌市豊平区のとよひら公園内科クリニックでは、毎日のように発熱やのどの痛みなどを訴える患者がやってきます。
藤本晶子院長が教えてくれました。
「クリスマスで皆さんお出かけするじゃないですか。年明けに流行がワーッとくるっていうのが例年だった。例年と比べると本当に2ヶ月早い感じはします」
連載「じぶんごとニュース」
11月、このクリニックでインフルエンザと診断された患者は、第2週で8人、第3週は17人。先週の第4週は5人の、合わせて30人です。
長年、札幌で診療してきた院長にとっても、11月にこれほど流行することは、まれなケースと驚きます。
そして、あるワードを口にします。

「『サブクレードK』という新しい株らしいんですけど、熱が高いんですよ。その新しい株の特徴らしい」
ヨーロッパで急速に拡大している「A香港型」の変異型ウイルスが国内でも確認され、感染が広がっている可能性が指摘されています。
日本に持ち込まれた要因として、万博など大規模イベントの開催で、外国人観光客が多く訪れたことが背景にあるとされています。
さらなる拡大が見込まれる、インフルエンザにどう対応すべきか。
このクリニックでは、新しい検査方法を取り入れました。
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