2025.12.21

出かける

何に見える?サル?ヒツジ? 北海道の冬の森で見つけた「おもしろくて不思議」なものたち

「何もない」森にも楽しみ方が

冬になると花はもちろん葉っぱもなくなり、虫や両生類・爬虫類たちもおとなしくなります。
「やっぱり何もないじゃないか!」と思うかもしれませんが、そんな「何もない」森にも実は色々と楽しみがあるんです。

今回オススメするのは「冬芽(ふゆめ)」と「葉痕(ようこん)」探しです!

いきなり聞いたことがない言葉が出てきてビビっている方もいるかと思いますが、「冬芽」とは、春になると出てくる花や葉っぱが詰まったもの。「葉痕」とは、文字通り「葉っぱが落ちた跡」です。

なんでそんなものに注目するのか、というと「おもしろくて不思議だから」です。

あれこれと説明する前にまずは見てもらいましょう。

これが何かは一旦置いといて、何に見えますか?

お客様に質問すると「サル」とか「ヒツジ」とかいう方が多いんですが、案内するときはさる年だったら「サル」、ひつじ年なら「ヒツジ」を推してます。

このなぞの顔の正体は「オニグルミ」の「葉痕」。
つまり顔に見えているところは、オニグルミの葉っぱがついていたところなんです。

ちなみに、帽子のように見える「新しい芽」の近くで落ちるとこんな感じでちっちゃい顔になります。

オニグルミの葉痕

春になると帽子みたいに見えるところから葉っぱが出てきます。

夏のオニグルミ。実の周りから伸びてる葉っぱが落ちた跡がサルやヒツジになります

オニグルミの実は動物たちにも大人気ですが、葉っぱが落ちた跡も動物に見えるかわいさを兼ね備えています。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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