2025.12.13

ゆるむ

シマエナガの大好物は?人気者になったのは、あの赤ちゃんに似ていたから!? 北海道の野生動物を撮影して約40年のカメラマンが解説

あるとき、エナガでもない、「うっすらとした眉毛」のあるシマエナガが話題になったことがあります。

ある地域で暮らす、10羽くらいの群れに、1羽だけ、眉毛があるシマエナガがいるのです。すぐに愛称が決まりました…当然ですが「眉毛ちゃん」と。

「眉毛ちゃん」は、子どものころの黒みが、まだ残っている(人間で言えば、まだオシリが青い?)状態なのでは?とか、それとも、ごくわずかに北海道にもいるエナガと、シマエナガのハーフなのでは?など、いくつかの仮説が浮かびますが、まあ、我々おじさんたちが色々考えても答えは出ません。

でもこの「眉毛ちゃん」…良く見ると、なんともかわいらしく見えてくるではありませんか! 
で、この「眉毛ちゃん」を知る仲間うちで、「眉毛ちゃんを探せ!」的なプチブームが、起こりました。

しかし、「眉毛ちゃんを探せ!」は、決して楽ではありません。
何しろシマエナガは、広いエリアを移動する鳥です。
まずはその群れを探して、その中から「眉毛ちゃん」を探し出して、写真を撮る!

しかも、雪が積もる林の中を、足もズボズボで探し回るのですから、おじさんたちの体力は消耗しまくりです。

それなのに、そんな苦労をもおそらく知らない「眉毛ちゃん」は、一瞬のポーズを決めては、ヒラリと、再び林の奥へと優雅に飛び去って行くのです。

「まっ、眉毛ちゃん、ちょ、ちょっと待って〜っ!」
おじさんたちの悲鳴が、深雪の林に響きます。

撮影:sakumaama87 さん

たくさんの方に、生のシマエナガを見ていただきたい、という気持ちで書き始めたこの文章も、ずいぶんと長くなってしまいました。

冬の終わりには、シマエナガの群れは解消され、ペアになった2羽が、仲むつまじい姿を見せてくれ、春には、シマエナガの子育てが始まります。
ここにも、お話ししたいドラマがたくさんあるのですが、それはまた次の機会にしますね。

どうぞ、「雪の妖精」こと、冬のシマエナガとのステキな出会いがあることを、お祈りいたします。

◆前編:シマエナガに出会うには?場所や鳴き声、上級編まで 北海道の野生動物を撮影して約40年のカメラマンが解説

◆文:インスタグラム「北海道3大かわいい動物」プロジェクト事務局 / ami_papa
1987年からカメラマンとして北海道の自然や野生生物の撮影を始める。アメリカのイエローストーン国立公園やカトマイ国立公園、デナリ国立公園での取材も経験。2020年から「北海道3大かわいい動物」プロジェクトを主催し、InstagramやSitakkeの記事で発信しています。

◆編集:Sitakke編集部IKU

※掲載の内容は記事執筆時(2025年12月)の情報に基づきます。

Sitakke編集部

Sitakke編集部やパートナークリエイターによる独自記事をお届け。日常生活のお役立ち情報から、ホッと一息つきたいときのコラム記事など、北海道の女性の暮らしにそっと寄り添う情報をお届けできたらと思っています。

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